2017年4月30日日曜日

G-Bottleを使ってみました(第二印象)

水の動きが期待と異なるものだった点について、以下の変更を加えました。

  1. まず、ペットボトルの中の水が多すぎるのではないかと思って、水位を下げてテープを巻き直しました。 
  2. 次に、ペットボトルは寸胴なものが理想的なのですが、いまどきのペットボトルは凹凸を設けることで強度を確保していますので、内圧のかかる炭酸飲料向けにした方がよいだろうということで、炭酸飲料を飲んでペットボトルを確保し、水を入れ替えました。 
  3. 最後は、ドリンクホルダーに置くのではGの動きを正しく見ることができないので、助手席で手で持ってもらうようにしました。
この状態で使ってみたところ、公道では0.2G以内で収まる動きばかりですのでやはり振動にかき消されてしまいます。コーナーの連続する箇所を通ってやっときれいに0.4Gの水の傾きが出ました。

2017年4月29日土曜日

G-Bottleを使ってみました(第一印象)


「四輪の書」の帯にG-Bottle用のシートが付属していますので、本を購入後早速G-Bottleを作ってみました。作り方はシートを切り取って500mlのペットボトルの中央に巻いてテープで固定し、あとはペットボトルの中の水の高さを調整するだけです。また読んだことがありませんが、「頭文字D」という漫画ではコップの中の水をこぼさないよう運転する練習をする描写があるやに聞いており、それと同じようなものです。ペットボトルですのでキャップを閉めておけば水がこぼれることはありません。

まずはドリンクホルダーに置いてみたところ、通常の加減速やコーナリングでは0.2G未満に収まっていますので、ほとんど水の動きが見られませんでした。むしろ、路面からペットボトルに伝わる振動のために絶えず水が0.2G程度で揺れ動いており、当初意図していた運転操作に基づくGの変化を可視化するというよりもむしろ車内に伝わってくる振動を可視化することになってしまいました。

運転操作において意図しない振動が常に車内に入ってきてGの変化に影響しているとしたら、i-DMの点数にも影響しているかもしれません。また、振動に根差した微小なGの変化の連続に対しては人間による運転操作では打ち消せませんので、G-ベクタリングコントロールのような微小時間でGを変化させる技術が効いてくるのかもしれません。

2017年4月8日土曜日

クルーズコントロールの設定速度

DJ前期型デミオのクルーズコントロールは追従型ではありませんので、空いている道で一定速度を保って運転するときにはそれなりに機能する反面、対面通行区間で速度ムラのある車列に追従して走るのは難しいです。

フットブレーキやエンジンブレーキで減速して設定速度を下回るとクルーズコントロールがキャンセルされる仕様ですので、速度が回復したらresumeボタンを押す必要があります。これだと速度が一定範囲を行ったり来たりして効率が悪いですし、後続車にとっても運転しにくいです。一方、アクセルを踏み込んで設定速度を上回る速度で走る限りはクルーズコントロールが解除されず、アクセルを離すと徐々に設定速度に戻ります。これは追越加速による一時的な速度上昇を念頭に置いた仕様と推測されます。そこで、車列に速度ムラがある場合には下限速度で設定して、速度が不足する場合にはアクセルを踏んで調整するようにすると、クルーズコントロールが解除されず、アクセルペダルだけで速度をコントロールできるようになります。

どうせ速度を一定に保てないならクルーズコントロールは不要なのではないかと思えますが、クルーズコントロールをつけているとアクセルを離した際のエンジンブレーキの利きが緩やかになりますので速度を調整しやすいです。もちろん、速度を一定に保つことで燃費を確保するというクルーズコントロールの利点は損なわれますが、それは元の車列に速度ムラがある以上仕方なくて、せいぜい車間距離を大きく取って速度の変動を吸収するくらいしかやりようがありません。

2017年4月3日月曜日

アイドリングストップ

アイドリングストップの標準的な操作は停止時にブレーキを強く踏み込み発進時にブレーキを戻すことですが、説明書を見ると停止時にギアをNレンジに入れることでもアイドリングストップに入れるとあります。たしかにMT車なら停車中にギアをNレンジに入れますが、AT車であってもMT車的な運転操作を求めるのはいかにもマツダらしいです(ちなみにMT車では停止時にクラッチペダルを踏んだらアイドリングストップに入ります)。試しにやってみたところ、停車中にブレーキを強く踏み続ける必要がありませんし、ブレーキを強く踏み込んだり戻したりする際にi-DMで白点灯することもありません。信号待ちで長時間停車する場合にはギアをNレンジに入れる方が楽に感じます。DPF再生中でアイドリングストップに入らない場合であってもNレンジに入れると振動が低減されます。

気を付けなければならないことが2点あって、1つはギアをNに入れたことを忘れて発進しようとすると発進時にもたつくということ、もう一つは坂道で停車するときにはブレーキを強く踏み込んで停車する方が安全なことです。ギアがNレンジに入ったままうっかりブレーキを戻してしまうと大変なことになります。普段からMT車に乗っている人はそんなことはしないでしょうが、坂道発進で苦労しないAT車にばかり乗っていて中途半端にMT車的な操作をすると肝心なことを忘れます。中途半端なことをせずにやり方を統一した方がミスをしにくいのではないでしょうか。