2015年9月27日日曜日

デミオXDのレンタカーを見かけました

最近はDJデミオを見かける機会が増えていて、またしてもデミオディーゼルかと思ってよく見たらリアウインドウに黄色いシールのあるタイムズカーレンタルのレンタカーでした。2015年4月から導入が開始されているようですので、半年経てば徐々に増えているのかもしれません。

ホイールを見るとガソリンエンジン車と同じ15インチで、フロントグリルの赤色を見落とすとガソリンエンジン車に見えます。XD乗りの個人の方には申し訳ないのですが、レンタカー以外では15インチホイールのXDをまだ見かけていません。レンタカーにXDが導入されている最大の理由はディーゼルエンジン車の中で一番安いからでしょうが、レンタカーとして借りる際には高速道路で長距離を移動することはないでしょうから(長距離を移動しないのにディーゼルエンジン車を選ぶ理由もよくわからないのですが)、乗り心地が良いとされる15インチホイールの方が有利かもしれません。また、ヘッドアップディスプレイには癖がありますので、レンタカー向けには普通のメーターの方がわかりやすいでしょう。

16インチホイール+トーヨーProxesと15インチホイール+ヨコハマブルーアースとの違いを体感したかったらレンタカーを借りてみるのも面白いかもしれません。個人でレンタカーを借りる際にはお値打ち感のあるアクセラ1.5Lを借りることが多いのですが、話の種に一度くらいはデミオXDを借りてみたいものです。アクセラ1.5Lよりも高いのでそう頻繁には手を出せませんが、どこかでデミオディーゼルのキャンペーンがあれば利用してみたいものです。

反対に、デミオディーゼルの購入を検討する際にレンタカーで乗ってみても、15インチと16インチとでは乗り心地やハンドリングが異なりますので、ディーラーで16インチも試乗してみた方がよいかもしれません。安いXDにいろいろオプションをつけると結局XD Touringと同じ値段になってしまいますので、あとは15インチを好むか16インチを好むかになってしまいます。

2015年9月26日土曜日

有償でオイルを交換しました

高速道路を運転中にメーター下に突然レンチマークが点灯しました。一体何の故障だと思って停車時にマニュアルを紐解いてみると、オイルの劣化や交換時期を知らせる警告とのことでした。そういえば、前回の点検時のオイル交換から10000kmに達した時点で点灯しました。デミオディーゼルは長距離を楽に乗れますので、つい距離がかさんでしまう傾向があります。

クリーンディーゼルエンジンには頻繁なオイル交換が必須ということでパックdeメンテに入っていて、6ヶ月おきに追加支出なしにオイルを交換してもらえるのですが、次の点検まで3ヶ月弱という微妙な時期ですので、有償でオイル交換すべきかどうか迷いました。オイルゲージを挿してみると上限より上で、X印まで1cmくらいでした(ディーゼルエンジンはDPF再生時に燃料が混入してオイル量が増えます)。X印に達するまでもう少し余裕があります。

しかし、次の点検までの間は積雪前で夏タイヤで走るには良い時期ですので走行距離が延びることが予想されますし、それにエンジンの状態を気にしながら走っても気分が良くありません。意を決してディーラーに電話してみたところ、「5000kmごとに交換してください」とのことでした。あと3ヶ月で10000km乗る可能性は低いとしても、5000kmくらいは乗るだろうと思ってオイルを交換することにしました。幸い、オイルに関してはパックdeメンテ加入者向けの料金が適用されました。

費用は、オイルがパックdeメンテ加入者向け料金で3600円、オイルフィルターが1296円、オイルフィルター交換の工賃が1512円で合計6408円でした。日帰りでどこかに出かけるときの往復の高速代くらいの費用でした。オイルフィルター交換の工賃を除けば純正品を通販で購入するのとさほど変わらない値段です。オイルやオイルフィルターを交換するためには車体下側にあるネジを外して作業する必要がありますので、ジャッキアップできる環境が無いと苦労します。当然のことながら自分でオイル交換すれば廃油の処理も必要です。オイルフィルター交換の工賃が1512円かかってもディーラーで施工してもらった方が割に合います(もちろん自分でやる方が勉強になりますし、車の仕組に対する理解も進みますが)。

1km当たりの限界費用を見てみると、オイルとオイルフィルター交換の費用は1km当たり1.3円弱です。オイルフィルター交換を10000kmごとにすると、1km当たり1円弱です。5000km乗る場合の軽油代がだいたい25000円(5円/km)くらい、高速代がだいたい10万円~15万円くらいです。高速道路での普通車の距離単価は24.6円/kmで、インターチェンジ利用時にターミナルチャージ150円加算。高速道路に乗らなければ高速代はかかりませんが、長距離乗る場合には距離に占める高速道路走行の割合が高くなります。したがって、オイル代が距離当たりの限界費用に占める割合は数%です。オイル代をケチるくらいなら、むしろ高速代をケチる方が効果的です(燃料代の増加で若干相殺されますが)。

ディーゼルエンジン車はオイル交換にお金がかかると言われていますが、オイル交換のコストと軽油代の合計が6~6.3円/km程度であり、ガソリンエンジン車のガソリン代(約8円/km)よりは低いです。車両価格に30万円ほどの差がありますので、トータルコストでは依然としてガソリンエンジン車の方が有利ですが、限界費用に関してはオイル交換が著しく不利に作用するということはありません。

せっかく有償でオイルを交換したことですし、次の点検までたっぷり乗ろうと思います。

2015年9月25日金曜日

i-DMで4th Stageに昇格しました

最近になって時折5.0点が出るようになり、いつのまにか平均点が上がり、1週間くらい前にやっと平均点が4.8点になって☆が1個点灯しました。そのときは1個きりだったのですが、数日前になってまた平均点が4.8点に戻り、☆が1個点灯し、たまたま比較的高い点が出たこともあって順調に☆が増えていき、ついに☆が5個揃って4th Stageに昇格しました。1stから2ndに昇格したときも2ndから3rdに昇格したときもいつの間にか昇格していましたので、☆が1個づつ増えて5個揃ったのは初めてです。

2nd Stageから3rd Stageに昇格するまで半年くらいかかり、長いこと4点台後半をうろうろして、やはりこれが自分の実力なのではないかと思っていたのですが、3rdから4thへは1ヶ月半でした。特別なことは何もしておらず、ひたすら急アクセル急ブレーキ急ハンドルを避けることを心がけ、白点灯したら軌道修正し、青点灯したらその状態を体で覚えるということの繰り返しでしかありません。多少評価基準が厳しくなるにせよ、どのステージでも本質的な部分は同じだと思います。

ブレーキで白点灯するのは危険回避のときと停止時です。停止時に徐々にブレーキを戻しても前方に荷重が乗っている状態だと停止時にカックンとなり白点灯します。早めにブレーキを戻して荷重を後ろに移動させると停止時にあまりブレーキを戻さなくても青点灯します。危険回避の際には一気にブレーキを踏むしかなくて、そういう場面を避けるために車間距離を確保して前方の車の動きを予測すべきなのですが、混雑する道路で車間距離を取ると割りこまれますし、合図も出さずに進路変更する車がいたり、明らかに車間距離が足りないのに急に割り込んでくる車がいたり(白点灯させられるので余計に腹が立ちます)、自助努力だけでは対処しがたい場面が多いです。前の車や横の車が法律通りに進路変更の3秒前にきちんと合図を出していればその3秒で対処できるのですが。

ハンドルで白点灯するのはハンドルを戻すときが多いです。ハンドルを切るときには徐々にハンドルを切るよう心がけているのですが、戻すときにスッと戻してよく減点されます。危険回避で急ハンドルを切るときにも当然白点灯しますが、ほとんどそういう場面はありません。ハンドルの切り始めで白点灯するのは曲がり角で大きくハンドルを切るにも関わらず十分に減速していなかったときです。

アクセルで白点灯するのは急加速というよりもむしろ上り坂でトルクが足りなくてキックダウンするときが多いです。AT車の仕様上、それで減点されると困るのですが、これはパドルシフトを活用すれば回避できそうです。アクセルを戻すときにも急に戻して白点灯しやすいです。

i-DMの目的は運転技量の向上とそこから派生する安全で燃費がよく同乗者にやさしい運転であって、点数はあくまでも結果でしかありませんので、点数を上げるための運転はおすすめできないのですが、しいて言えば、ある程度青点灯させることができるようになったら、あまり欲張らずに白点灯させない程度でいいやと思って運転しながら結果的に時折青点灯を出すと、緑点灯の4.5点からスタートして青点灯のプラス点が積み上がって上限の5.0点になります。

i-DMの点数を上げるためだけの特別なテクニックというのはそれこそ検査のときだけ検査用の制御に切り替えるVWのディーゼルエンジンみたいなもので、点数が高くても本来の実力を反映したものになりませんし、実力も向上しませんし、無理な運転をしても楽しくないのではないでしょうか。

2015年9月23日水曜日

ゆりかごとしてのデミオディーゼル

デミオディーゼルは長距離の移動には便利ですが、車体が軽いために路面の凹凸を拾うと車体が上下動しやすいです。細かい凹凸はうまくいなしてくれるのですが、大きめの入力に対しては車体を浮き上がらせる方向に作用します。比較的線形の良い道を長時間走るとゆりかごのようにゆさゆさとゆすられて、単調な景色とあいまって眠気を催すようです。人間は1Hzくらいの振動を心地よく感じるらしく、そのようにチューニングしてあるようですが、助手席に座っていると気持ちよさのあまり眠くなるようです。デミオのシートはドライバーの体格の差を吸収できるよう背もたれにもウレタン材を使っているのですが、助手席も同様に背もたれにウレタン材が入っていますので、体をすっぽりと包んでくれます。「人をダメにする椅子」ならぬ「ナビをダメにする椅子」でしょうか。運転していると前方を注視していますのであまり眠くならないのですが、ゆりかごのような椅子で運転して眠くなって激突すると、「ゆりかごから墓場まで」になります。

2015年9月22日火曜日

デミオディーゼルで平均燃費28.7km/Lが出ました

普段はあまり燃費が伸びなくて実燃費20km/L前後(カタログ燃費の約8割)ですので、「燃費運転で30km/L達成」といった記事を見るといくら燃費のために我慢するようなことは一切しないということを標榜していても、やはり自分は運転が下手なのではないかと気になるのですが、このたびAT車で平均燃費が28.7km/Lまで到達しました。平坦な直線道路で一定速度で巡航するという理想的な条件のもとでの瞬間的な数字ですが、普段ろくに燃費が伸びなくても環境次第では燃費が伸びることがあるようです。

一定速度を維持して、過給されない1300回転くらいを維持すると燃費が良くなります。燃費に影響するのは加減速を極力なくすことで、一定速度で巡航できれば速度が高くてもさほど燃費が悪化しません。そもそもディーゼルエンジン車はガソリンエンジン車よりもハイギアードな分、燃費の良い速度域も高めです。高速道路では速度の安定している大型トラックの後ろを走ると燃費が良くなります。しかし、同じように定速巡航していても40km/hだとあまり燃費が伸びません。燃費は走行距離を燃料消費量で割ったものですので、同じようなエンジン負荷なら高いギアで高い速度で走る方が燃費が良くなります。それに40km/hしか出ない道路というのは往々にして曲線や勾配があり、一定速度を維持していてもアクセルを踏んだり離したりしながら走ることになります。

同じデミオディーゼルでもAT車よりもMT車の方が6速でハイギアードですので、高速巡航で燃費運転を目指すのでしたらMT車の方が有利です。また、MT車は変速機のトルク容量に合わせて過給圧を下げて最大トルクを下げていますので、その分エンジン負荷が下がるというのもあります(CX-3は逆に過給圧を上げていますので、車体重量の増加とあいまって燃費が落ちています)。そもそも好んでMT車を選ぶような人は運転に自信のある人でしょうから、燃費運転しようと思えばAT車乗りよりも良い数字を出しやすいでしょう。

尚、平均燃費20km/Lと25km/Lの違いは、500㎞走行する場合の燃料代がだいたい2500円か2000円かの違いです。1km当たりの燃料コストが5円か4円かの違いで、1㎞当たり1円、1万㎞走行で1万円、10万㎞走行で10万円の違いです。あるいは、高速道路を平均100km/hで走るか平均80km/hで流すかくらいの違いですが、平均80km/hですと500㎞走行する際の所要時間が1時間以上違ってきますし、運転する上で我慢が必要ですので、それと500円とを天秤にかけたときにどちらを選ぶかは各人の好み次第です。

そもそもガソリンエンジン車とディーゼルエンジン車との価格差を燃料コストの差で取り戻すのは事実上不可能ですので、コストを下げたかったら最初からガソリンエンジン車を選べば済むことです。ディーゼルエンジン車よりもトルクが細いですし、高速域でのエンジン回転数が上がりますので音もうるさくなりますが、燃費のために我慢しなくてもトータルコストは安くなりますし、街乗りで我慢する必要もなくなります。車を所有するのをやめて公共交通機関+タクシー+カーシェアリングに切り替えるとさらにコストが安くなります。高速道路で時速80kmで巡航するのが好きなら、高速バスに乗ってバスドライバーの超絶ドラテクを堪能する方がはるかに安くてエコで安全です。

2015年9月14日月曜日

マツダコネクトVer.56でもレジュームされない問題は解決されず

マツダコネクトのバージョンを56に上げたものの、USBメモリで音楽再生する際にレジュームされない(エンジン始動時に一番最初の曲に戻ってしまう)症状が引き続き発生しています。あいにくどのような条件で再現するかまではわかりません。

一つの仮説として、曲の再生位置が揮発メモリに保持されていて長時間エンジンを停止しているとコンデンサから放電されてしまうというのを考えついたのですが、エンジン停止時間が短時間でも発生しますし、反対に数日ぶりにエンジンを起動してもレジュームされることもあります。OS内に一時ファイルを作ってそこに曲の再生位置の情報を記録すれば解決しそうに思えますが、それならレジュームできないこともないはずで、今回のバージョンアップで何をどう変えたのかよくわかりません。

USBメモリで音楽再生する際に再生位置を記録するのが難しいという考え方もあるようですが、ランダム再生を選択してもいつも同じ順番で「ランダムに」再生されます。これは再生順序がどこかでファイルに書き込まれていなければありえません。曲のランダム再生での再生順序はきちんと保持されているのに、再生位置の情報が保持されないというのは、一体何が原因なのでしょう。本当にランダムに再生されるのでしたらレジュームなんてされなくても常に無作為抽出されますので、レジュームされない不具合があってもランダム再生する分には困らないのですが、どういうわけか再生順序はきちんと保持されますので、レジュームされなくて最初の曲に戻るとまた同じ順番で「ランダムに」再生された曲を聴くことになります。

たしかに、自動車というのはエンジン始動でいきなり電源が入ってエンジン停止でいきなり電源が落ちるという、PCではありえない仕様ですので、通常のシャットダウン動作をできないという点は考慮すべきかもしれません。しかし実際にはエンジンを停止してからシステムが完全に停止するまでにある程度の時間がありますし、同じ状況でもオドメーターがリセットされたりすることはありませんので、単にOSの作りこみの問題ではないかと考えます。

2015年9月9日水曜日

マツダコネクトをバージョンアップしてきました(55→56)

このたびマツダコネクトのバージョンを55から56に上げました(プレスリリースはこちら)。FAQページの記載によると今回のバージョンアップではUSBデバイスで音楽再生をする際にレジュームが効かない(エンジン再始動時に最初の曲に戻ってしまう)という不具合を「低減させた」(「解消した」ではない)とのことで、いつも不満に思っていた箇所が多少は良くなるならばということで、マツダコネクトだけのために入庫しました。

CMUのバージョンアップ程度でしたら作業自体はさして難しくありませんので、自分でデータをダウンロードできれば自分でやってしまいたいところなのですが、マツダコネクトはディーラーによる保証対象ですので、素人が変に触ると保証しきれないでしょうし、中には自力でやろうとして失敗する人も出てくるでしょうから、素人には触らせたくないのでしょう。

今までのバージョン55では、USBメモリを挿して音楽再生する際に、エンジン停止からある程度時間が経過してからエンジンを再始動すると、最初の曲に戻ってしまうことがよくありました。普段は曲をシャッフル再生していますので、最初に戻るたびに同じ曲を何度も聴くことになるのが不便でした。近所への買い物で乗る程度でしたらむしろラジオをつけている方がはるかに精神衛生上良いのですが、長距離を移動するとなるとラジオ局の周波数がめまぐるしく変わりますので、USBメモリによる音楽再生に不具合があると困ります。

入庫時に「1時間ほどかかる」と言われましたが作業は40分ほどで完了しました(20分はいざというときのための余裕分でしょう)。また、「今までのユーザーデータが消えてしまう」と言われましたが、起動してみるとカーナビのお気に入りや自宅のデータは残っていました。OSの上書きでしたらユーザーデータが消えることはありませんが、万一クリーンインストールが必要になる場合に備えてのことでしょう。「ユーザーデータのバックアップを取れますか?」と尋ねたところ、そういう要望を受けているがまだ実現していないとのことでした。そういう部分こそバージョンアップしてほしいものです。

バージョンアップの効果はまだ体感できるほどではありませんので、しばらく様子を見てみようと思います。何か分かり次第追ってご報告する予定です。