2016年4月10日日曜日

Proxes R39の燃費

冬タイヤから夏タイヤに戻してから、高速道路を含めて少し走らせました。夏タイヤの方が剛性が高い分、高速域で安定して走れますし、曲線でも安心して曲がれます。一方、燃費は冬タイヤよりも悪化しました。ヨコハマiceGuard iG50plusが冬タイヤの割に転がり抵抗が小さいというのもあるかもしれませんが、それにしてもProxes R39は燃費が良くないです。低燃費タイヤのブルーアースAよりもショルダーが角ばっていて、その分グリップ力はあるのかもしれませんし、タイヤとホイールの重量が大きくて高速安定性が良い代わりにバネ下重量が大きくなっているというのもあるのでしょうか。しかし、アウトバーンならまだしも日本の公道の速度域ではもう少し燃費に振ってもよいかもしれません。

どのみちProxes R39の溝を使い切ったら市販のタイヤに付け替える必要があって、185/60R16という特殊なサイズ故にダンロップLe Mans 4かヨコハマBluEarth-Aくらいしかサイズがありませんので、タイヤを付け替えれば燃費は向上することでしょう。ちなみにRegnoはまだ185/60R16のサイズはありません。

2016年4月3日日曜日

Bluetooth接続機器の切替

マツダコネクトでは複数台のBluetooth機器を登録できますが、電話と音楽再生とでそれぞれ1台しか接続できません。したがって、同時に接続できるのは2台までとなります。それはある意味当然なのですが、問題は機器の切替に手間がかかることです。ホームボタンを押して設定画面に入り、通信>Bluetoothまで到達して初めて電話・音楽再生のそれぞれの接続機器を選ぶことができます。

典型的な使い方はおそらく仕事用のスマホで通話できるようにしておいて私物のスマホで音楽再生するといったような感じでしょうが、運転中に私物のスマホで着信したときに常識的な時間内に通話対象機器を切り替えることは事実上不可能です。平日は仕事用のスマホで着信できるようにしておいて休日は私物のスマホで着信できるようにする程度でしたら出発前に設定すれば済むことですが。

しかし、ではどうすれば迅速に切り替えられる仕様にできるか考えてみても、各種のソフトウェア機能が限られたボタンを奪い合っている状況でボタンを数回押すだけでできる操作にはあらかた機能が割り当てられており、割り込む余地をなかなか見出せません。発信ボタンを押して電話発信画面になったところで選曲ボタンを押してBluetooth接続機器を選択できればよいのではないかと思うものの、これだと発信時には使える反面、着信時にはすぐに対応できません。

マツダコネクトのラジオ

現在のマツダコネクトのラジオは、周波数指定のみできる方式で、放送局が表示されませんので、事前にどの周波数がどの放送局かわからなければ放送局で選ぶことができません。さながら、昔ながらのダイヤル式ラジオで選局するようなものです。適当に選局して気に入った局を聴くというのもラジオの楽しみではありますが、できればどんな放送局があるかわかった上で決められる方がありがたいです。

特にDJデミオは長距離の移動が楽ですので、あちこち遠出する機会が多く、そうすると現地で地元のラジオを聴きたくなります。あいにくradikoのようなIPサイマルラジオでも放送エリアと異なるエリアへの配信はできない仕様になっています(月額350円のradikoプレミアムのみエリアフリー配信可)。これは本来の放送エリア内で使用する前提で権利者の承諾を得ているコンテンツを放送エリア外でも使用できるようにするために権利者の承諾を得るのに膨大な手間がかかるためその費用の一部を転嫁しているとのことで、現状そうであるが故に地元のラジオを聴くことが旅の醍醐味になるわけです。

なぜ現状の仕様になっているか推測するに、周波数と放送局とが1対1で紐づくわけではないので、放送局データを持ちにくいというのがあるかもしれません。同じ周波数であっても地域によって別の放送局だったりします。となると周波数データと位置データと放送局データの紐付けが必要になりますが、そうなると地図データのように各国固有のカスタマイズが必要になりますので、OS本体に格納するのが難しくなります。日本独自仕様のカーナビでしたらその辺りの作りこみもできますが、マツダコネクトは全世界共通仕様ですので、共通部分と各国固有部分との切り分けが重要です(しかしその一方でTVチューナーでは県別の放送局データを格納しているわけで、どうしてテレビにできることがラジオにできないのか疑問です)。

とにかく現状はローテクな手段で対処せざるを得ないわけで、まず選局の際にはAMラジオまたはFMラジオを選んだ状態でステアリングスイッチの選曲ボタン(左上についている次の曲のボタンと前の曲のボタン)をピーという音がするまで長押しことで、自動的にスキャンされますので、気に入った局が出るまでスキャンし続けることになります。気に入った局が出てきたらコマンダーノブの左下にある☆ボタンをピーという音がするまで長押しすることでお気に入り登録できます。一旦お気に入り登録してしまえば、あとは選曲ボタンを長押しではなく普通に押すだけでお気に入り登録された周波数を行き来できます。

どの周波数がどの放送局なのかについては、行き先が決まっている場合には事前に予習するしかなさそうです。そこまでしなくてもラジオの場合には一定間隔でコールサインが放送されますのでそれまで待っていればよいのですが

しかし、様々な地域の放送局の周波数をお気に入り登録すると、今度は選曲ボタンで周波数をあわせる際に地元以外の地域のラジオ局の周波数にも飛んでしまいますので、手間がかかります。お気に入りボタンを押してその中から選ぶこともできますが、それも同様に手間がかかります。せめてお気に入り登録した周波数だけでも手入力で放送局名を登録できればよいのですが。

マツダコネクトにAndroidスマホをUSB接続してみました

マツダコネクトはiPodやiPhoneとの相性が良い一方で、Androidスマホ向けの作りこみはされていませんので、わざわざAndroidスマホをUSB接続するくらいなら最初からiPod touchでも使っている方が楽ですが、せっかくですのでUSB接続したらどうなるか試してみました。

マツダコネクト関連のFAQを見るとAndroidデバイスをUSBで接続すると単なるUSBメディアとして認識されるようで、最初に接続したときには読み込みに時間がかかりました。一旦読み込みが完了すればあとはマツダコネクト側で音源を読み込んで再生しますので、USBメモリからの音楽再生と同じです。しかし、車を降りてAndroidスマホを持ち出してからエンジン始動前に再度AndroidスマホをUSB接続してみるとまたもや読み込みに時間がかかって、音楽再生開始に至りませんでした。

もちろんBluetooth接続ならiOSだろうとAndroidだろうと問題なく音楽再生できますので、わざわざUSB接続するまでもありません。それに、いちいちケーブルを挿すまでもなく、車に乗ったらすぐに持ち歩いている携帯電話から音楽再生できるのは便利です。ただし、Bluetooth接続の場合には再生音量が本体側の音量設定に依存しますので、音量が不足する場合には本体側をいじる必要があって、それだけは不便です。イヤホンを使っているときには音量を絞っていますので、ノイズの多い車の中だと音量が不足しがちです。