2021年7月30日金曜日

ドアミラーカバーを着脱しました

やったことは表題の通りでそれ以上でもそれ以下でもないのですが、ドアミラーカバーを交換する意図があれば事前に予習したものの、不測の事態でしたのでいろいろ手戻りがありました。

駐車場ではなるべく左に寄せるようにしていて、左側ドアミラーに接触しないギリギリを狙っているのですが、たまたま左に寄りすぎてドアミラーカバーが柱を覆うゴムに接触してしまい、勢いでドアミラーカバーが外れてしまいました。幸いカバー自体には損傷がありませんでしたので、慌てて取り付けようとしたのですが、いい加減にはめ込んだら外周部の爪が1か所はみ出してしまい、他の爪は引っ掛かりましたので、そのままではドアミラーカバーを取り外せなくなってしまいました。ドアミラーカバーが外れた際にそこの爪が外向きに曲がっていたようです。そのままだとカバーに少し隙間ができてしまい、雨水が侵入したときに中の電気部品が濡れて壊れるおそれがありましたので、直さないわけにいきません。

急遽ドアミラーカバーの外し方を調べたところ、https://minkara.carview.co.jp/userid/186528/car/2785189/5805393/note.aspx

にわかりやすい説明がありました。改めて手順通りに実行したところ、少し強い力を加えたらミラーが外れ、カバーを固定している爪が2か所見えました。爪を押してカバーを引き出そうとしてもののなかなか外れませんでしたが、カバーの隙間にマイナスドライバーをねじ込んだらやっと外れました。内側から外せる2か所の爪の位置が左に寄っていますので、爪を外した状態で左側の隙間からこじ開けるとうまく開きます。右側はカバー外周についている爪を隙間に入れる形で固定しています。

カバーを取り付ける際には、カバー右側の外周の爪を穴に入れた状態で左側を押し込むと元に戻ります。あとはミラーを取り付けるだけなのですが、中央の黒い丸い部品がミラーの位置を固定し、2つある白い突起がミラーの向きを制御していますので、この2つの白い突起に当たるまで強く押し込む必要があります。ここも意外とてこずりました。ミラーの向きを自在に調整できることを確認でき、完了しました。この辺りの手順を詳しく書いている人が見当たりませんでしたので、普段この手の作業をやっている人にとっては当然の手順で、わざわざ意識する必要がないのでしょう。

ドアミラーカバーを交換したいと思ったことがなかったため、今までドアミラーの部品なんて意識したことがなかったのですが、改めて中の様子を見てみるといろいろ工夫されているのが見て取れます。

それにしても、ドアミラーカバーが少し接触しただけで外れてしまうということは、もしかして製造時にドアミラーカバーを取り付けたときにきちんと爪がはまっていなかったのでしょうか。結果的にドアミラーカバーを損傷せずに済みましたが、万一走行中に外れたら大半なことになります。

2021年7月11日日曜日

久しぶりにUK版のMazda 3の諸元表を見てみました

RON95でのSkyactiv-G 2.0の性能を調べてみたくなってUK版のMazda 3の諸元表を見てみました。

まず驚いたのは、欧州では既にSkyactiv-Xが主流になっており、Skyactiv-Gは廉価版しか残っていないことです。ROM95なら圧縮比14が可能なはずですが、Skyactiv-Gは圧縮比13しかありません。マイルドハイブリッド付で出力122psというのは従来のままです。出力を絞っていない上位グレードはSkyactiv-Xに移行してしまったのでしょう。斜め渦燃焼で圧縮比を14に引き上げたら多少燃費が良くなるかもしれません。

次に驚いたのは、欧州では既にSkyactiv-G 2.0にも気筒休止が導入されている一方で、Skyactiv-Xには気筒休止が導入されていないことです。Xは制御が複雑で、まだ気筒休止を導入できていないのかもしれません。しかし、Skyactiv-G 2.0で気筒休止を可能にする制御ソフトウェアが既にあるなら日本版にも導入すれば他社同クラスよりも劣る高速燃費が改善しそうですが、どうして日本版ではまだ導入されていないのでしょう。日本の公道の速度域ではあまり効果がないのでしょうか。

燃費の数字はさすがに日本版よりも良いです。気筒休止付Skyactiv-G 2.0のマイルドハイブリッドのAT車の燃費のmiles per gallonをkm/Lに変換すると以下の通りです。

Combined:19.7-20

Low:14.5-14.6

Medium:20.4-20.7

High:22.7-23.1

Extra High:19.4-19.7

この計測方式がどこまで実燃費に近いのか知りませんが、日本だとBセグメント車並の燃費です。日本版のMazda 3のSkyactiv-G 2.0でもこんな燃費で走れれば申し分ないのですが。気筒休止がついていてもExtra Highだと燃費が落ち込むものですね。空気抵抗が増える分はエンジンではどうにもなりません。

せっかくですのでMazda 2の諸元表も見てみました。1.5LのSkyactiv-Xがまだありませんので75psの廉価版と90psの上位版との2種類があり、90ps版にはMTだけでなくATもありますが、AT車にはマイルドハイブリッドがついていません。欧州の燃費規制への対応の足しになるのならマイルドハイブリッドをつけても良さそうに思えますが、UKではこのクラスでAT車を買う人があまりいなくて、コストをかけてまでマイルドハイブリッドをつけるまでもないという判断が働いたのでしょうか。さすがに1.5Lエンジンには気筒休止がありません。高回転で負荷に余裕がなければ導入する意味がありません。

圧縮比はどれも13です。ROM95なのにどうして圧縮比を13に抑えているのでしょうか。かつては4-1排気管の廉価版が圧縮比12で、4-2-1排気管の上位版が圧縮比14だったのですが、どのような考え方の変化によるものなのでしょう。

90psのAT車の燃費は以下の通りです。単位はすべてkm/Lに換算されたものです。

Combined:20.4

Low:16.0

Medium:21.9

High:23.6

Extra High:19

車体が一回り小さいだけあって主に低速域の燃費はMazda 3よりも少し良いですが、重量の差に比べると燃費の差はさほど大きくありません。しかも、Eatra HighではMazda 3よりも燃費が悪いです。気筒休止がついていないというよりもむしろ、小さい車ほど天地寸法が大きいので、空気抵抗が効いてくる領域では空力性能の悪さが影響するのかもしれません。