2022年4月29日金曜日

マツダコネクトでTVを無効化したい

世に出回っている「TVキャンセラー」という商品は走行中にTVがDVDが画面に表示されるようにするためのもので、それについてはいろいろな情報が出回っているようですが、ここで取り上げるのは「TV視聴機能そのものを無効化したい」という、本来の意味でのTVキャンセラーのことです。

トヨタ車はTVチューナーがディーラーオプションなのに対し、マツダ車はどういうわけか安全装備をつけるとメーカーセットオプションでTVチューナーが抱き合わせでついてきます。そのため、マツダ車を購入する際にTVチューナーを排除することが困難です。TVチューナー分が実質無料ならさほど害がないのかもしれませんが、しっかり金を取られます。マツダはもともと車にとって本質的な機能を標準装備する一方で、そうでないものはオプションにするメーカーなのですが、どういうわけかTVチューナーについてはしぶとく抱き合わせ販売をしてきます。パーキングブレーキを引いているとき以外には画面に表示されないようになっていることからもわかる通り、TVは本来運転にとって不要であるどころか邪魔なものです。「需要があるから」ということならトヨタのようにディーラーオプションにすれば済むことなのに、トヨタにできることですらしません。マツダがこの姿勢を改めない限り、次に乗り換える車はトヨタ車にしようかとすら考えているくらいです。

ついてしまったものはしょうがないので、せめてTVチューナーを外したいのですが、マツダのFAQを見ても情報が出てきません。B-CASカードがあるのかと思ってMazda 3の電子説明書を調べてみたところ、「本機は、コンテンツ権利保護専用方式 (ソフトウェア方式) を採用しています。そのため、B-CASカードは不要です。」という記述が見つかりました。

ネット上で検索すると、運転中にTVを見られるようにするための装置の取り付け方法を説明した資料が見つかりましたが、マツダコネクトのディスプレイの下のカバーを外して車載コンピューターを引き出してといった操作が必要であることまではわかりましたが、どうすればTVチューナーを取り外せるのか、あるいは無効化できるのかについては情報が得られませんでした。

ではTVアンテナを外すのはどうかと思って調べたところ、屋根上のトサカアンテナを排除するために新開発のリアガラスアンテナがついているとのことで、リアハッチの内装をはがしてアンテナ線を見つけて取り外すことができれば、それでやっとTVアンテナを取り外すことができるようですが、一般人にはなかなかハードルが高いです。これだけTVが車の奥深くまで組み込まれていたらディーラーオプションにするのは無理で、メーカーセットオプションにするしかなさそうです。しかし、ここまでして車に執拗にTVを組み込もうとするマツダの意図は一体何なのでしょう。

2022年4月26日火曜日

レンタカーでCX-5のディーゼルエンジン車に乗りました

普段はCX-5のような高い車には乗らないのですが、大人4人が乗れる車をレンタカーで借りる必要があり、トヨタレンタカーは駅から遠く、駅から近いタイムズカーレンタルはアクセラもインプレッサもキャンセル待ちという大義名分を得てCX-5に乗りました。

結論から申し上げれば、たしかにこれは売れますね。第6.5世代車ですが、第7世代のMazda 3と乗り比べてみてもいいですね。

【個体】

現行型CX-5ですが、マツダコネクトは第1世代のものです。66000km以上走行した車でしたが、やれた感じはしませんでした。AWDです。

【パワートレイン】

2.2Lディーゼルエンジンでトルクが460Nmもありますのでトルクに余裕があり、しかも車内にはカラカラ音が入ってきませんので、良い意味であまりディーゼルエンジンらしくありません。低負荷域でダラダラ走る分には大排気量の自然吸気ガソリンエンジン車のような印象です。V8の4Lエンジン車だとこんな感じだろうかと思うものの、あいにくV8の4Lエンジン車には乗ったことがありませんのでわかりません。いまどきそんな車が市場に出ることもないでしょうし。

アクセルを踏み込んだときにぐも-という音が聞こえますので、たしかにディーゼルターボだなと思う程度です。車外ではわずかにカラカラ音がしました。

前の車に追いつきたかったら少しアクセルを踏み込むだけですので実に楽です。少しだけ高速道路を走りましたが、中間加速で有利な車ですので、高速道路での追い越し加速も楽です。

【操縦安定性】

重心の高さがやや気になるものの、その割には意図した通りに曲がります。GVC+のおかげでしょうか。あるいはAWDであることも影響しているのでしょうか。初代CX-5の頃からそうですが、車高が高いのに乗用車みたいに運転できるのはさすがだと思います。しかしこの車の本質はあくまでも高速ツアラーであって、スポーツカー的な使い方は本来の用途ではありません。

【乗り心地】

第7世代車に比べればややダルではありますが、高速道路を巡航するときにはこちらの方が快適です。大人4人乗りの高速ツアラーとしてはカテゴリーキラーだと思います。1人乗り2人乗りの高速ツアラーでしたらMazda 2のディーゼルでしょうが、やはり快適さや内装の質感については車格相応の差を感じます。

【装備】

普段乗り慣れないサイズの車ですので狭い所での取り回しに自信がありませんでした。360°ビューモニターがあれば前方や横のカメラ画像が見えたのですが、ステアリング右下のモニターボタンを押しても限られた範囲しか映らずあまり役に立ちませんでした。

車線から逸脱するとどこからともなくぶーんという音が聞こえてきましたが、あれが車線逸脱警報だったのでしょうか。あまり警報という感じがしませんでした。

アダプティブクルーズコントロールがついていましたが、使う機会がありませんでした。

【燃費】

車載の燃費計で当初は9km/Lくらい、走り終えた時点で16km/Lくらいでしたので、図体がでかくて重いからディーゼルでもこんなものかなと思いましたが、満タン給油での燃費は19km/Lを超えていました。Mazda 2のディーゼルの平均燃費が22km/Lくらいですので、重量を考慮すればよくやっています。排気量に余裕があるのが燃費に良い影響を及ぼしているのでしょうか。

2022年4月5日火曜日

夏タイヤに交換しました

夏タイヤに交換したというただそれだけのことですが、予期されていたこととはいえ、交換直後に乗り心地が良くなりました。やはり新車装着タイヤの方がバランスが良いですね。

今までの夏タイヤでの通算走行距離と冬タイヤでの通算走行距離を振り返ってみたら、冬タイヤでの走行距離の方が少し長かったです。冬タイヤは3シーズン弱、夏タイヤは2シーズンで、1年のうち4ヶ月半が冬タイヤ、残り7ヶ月半が夏タイヤですので、単純に1ヶ月当たりの平均走行距離で見ても冬タイヤの方がたくさん走っています。積雪期にはあまり車で遠出しない一方で、夏タイヤの季節にはゴールデンウィークと夏休みとシルバーウィークがありますので、夏タイヤの方が走行距離が伸びて然るべきです。

振り返ってみると、夏タイヤの季節に飛行機+レンタカーを利用するのはさほど難しくないのに対し、冬タイヤの季節にレンタカーを利用すると温暖な地方であっても山間部で積雪しますので夏タイヤしか履いていないレンタカーでは走りにくいですし、かといってレンタカーが冬タイヤを履いているような積雪地帯で不要不急の運転をする気にもなれませんので、夏タイヤの季節の方がレンタカーを使いやすいというのは思い当たります。