2020年11月24日火曜日

Mazda 3の18インチホイール

Mazda 3の18インチホイールを眺めてみて気になるのは、ブレーキディスクが16インチホイール用のサイズなため、前輪後輪ともにホイールの内側がスカスカなことです。特に後輪のブレーキディスクが小さいのがいかにもFF車らしいです。もしかして走り屋の人はブレーキディスクやブレーキキャリパーを18インチサイズに交換しているのだろうかと一瞬思いましたが、そもそも走り屋の人はMazda 3なんて買わないだろうということに気が付きました。公道で走る分にはブレーキの効きに不満はありませんし、いたずらにバネ下重量を大きくする必要もありませんので16インチサイズのブレーキディスクでも構わないのですが、だとしたら18インチホイールの存在意義は一体何なのでしょう。


2020年11月16日月曜日

最近よくCX-30を見かけるようになりました

 CX-30の登場から1年ほど経過しましたので、公道上でCX-30の実車を見かける機会が増えてきました。対向車線に背の高いマツダ車が来てCX-5かなと思ってすれ違うとCX-30だったりします。体感的には2代目CX-5とCX-30の頻度が同じくらいです。もしかして、かなり売れた初代CX-5から同じ価格帯のCX-30に乗り換える人がそこそこいるのでしょうか。

CX-30は前から見るとバランスが取れていてかっこいいですね。横から見ると太い樹脂製モールが気になりますし、後ろから見ると腰高で湾曲したリアハッチや垂れ目のテールランプが見えたりしますが、対向車線を走る車は前しか見えません。

実車を見かける機会が増えてくると、いろいろな色を見掛けるようになります。最も見かけるのはマシーングレーで、意外とディープクリスタルブルーマイカも見かけます。ソウルレッドは意外と少ないです。ポリメタルグレーも意外と少ないですが、これは好みの分かれる色だからでしょうか。たまに白もいますが、基本的には太い樹脂モールが目立たないよう暗い色が好まれているように見えます。しかし黒はまだ見たことがありません。

Mazda 2とDJデミオを見かける比率はだいたい1対2くらいで、まだデミオの方が多いです。CX-5が2、CX-30が2、DJデミオが2、Mazda 2が1、Mazda 3が1、CX-3が1くらいの比率でしょうか。CX-8は大きくて高価なのでまだ絶対数は少ないようです。BMアクセラはもともと数が出ていないこともあって、あまり見かけません。アテンザ/Mazda 6は滅多に見かけなくなりましたが、もしかしてワゴンのオーナーは2代目CX-5に、セダンのオーナーはMazda 3のセダンに乗り換えたのでしょうか。日本人の購買力が相対的に低下する中で車の値段は上がっていますので、日本ではダウンサイジング基調なのではないでしょうか。

他社の車でいえば、ヤリスとRAV4とカローラツーリングはよく見かけるようになりました。ワゴンが売れない時代にあって、どうしてカローラだけワゴンが売れ筋なのかよくわかりません。ヤリスもカローラもSUVでないのに売れているのはさすがトヨタだと思います。FITの新型も増えてきました。

2020年11月15日日曜日

いつの間にか燃費と乗り心地が良くなっていました

 久しぶりにMazda 3で少し遠くまで出かけてみました。新車時には平均燃費14~15km/Lくらいでガタガタした乗り心地でしたので、これで長距離を走るのはつらいなと思いました。今回は走行距離が8000kmに達してエンジンの当たりが取れてきたのか、車軸の当たりが取れて転がり抵抗が下がってきたのか、あるいはATが学習しておりこうになったのかわかりませんが、高速道路と郊外路と渋滞する市街地と山間部の狭い道を走って平均燃費16.5km/Lで乗り心地もだいぶマイルドになってきました。これなら長距離走ってもさほど苦になりません。

新車時に15km/L程度だった高速道路での燃費も、燃費のために我慢することなく走っても17km/Lになり、混雑した都市高速をゆっくり走ったときには19.7km/Lに達しましたので、このクラスの自然吸気ガソリンエンジン車ならこんなものかと思えるようになりました。平均燃費16km/Lなら満タン給油45Lで720km走れますので、燃料の心配なく1日分の距離を走れます。できれば満タン給油で800km走れれば土日に無給油で往復できるのですが、そのためには平均燃費18km/Lが必要です。

デミオディーゼルも新車時には17km/Lしか出なくて、一体どんな下手な運転をしたらそんな燃費になるのかと思いましたが、しばらくしてからは平均22km/Lで安定するようになりましたので、もしかしたらマツダ車というのはそういうものなのかもしれません。

2020年11月6日金曜日

トーションビームサスペンションにおけるトーインとネガティブキャンバー

「福野礼一郎のクルマ論評5」でMazda 3に触れられていますので購入しました。同書38ページ目に「TBAの欠点は横力トーアウト傾向が強いことだが、資料を読むとイニシャルでトーインとネガキャンをつけたのに加え」という記述がありましたので、実車で前輪と後輪とを比較して確かめてみたところ、たしかに後輪にはトーインとネガティブキャンバーがついていました。今まで後輪を眺めても全く気が付きませんでした。

ではデミオではどうなのだろうと思って同じく前輪と後輪とを見比べてみたところ、こちらも後輪にトーインとネガティブキャンバーがついていました。ビームの形状が変わったのはMazda 3からですが、後輪にトーインとネガティブキャンバーをつけるのは、もともとデミオでやっていたもののようです。たしかにデミオに乗っていたときには、左右非対称な凹凸を超えるときにはさすがに車体後部が揺さぶられましたが、曲がるときには後輪の接地が良かった印象があります。