2015年6月23日火曜日

デミオの風切音

高速道路ではエンジン音は気にならないのですが、ロードノイズと風切音が大きいです。さほど風が無いときでもゴーゴーと風切音がして、もしかして風が強いのだろうかと思ってしまいます。新東名の横風の強い区間ではさらに風切音が大きくて、速度を抑えた方がよいのだろうかという気がしてきます。

ロードノイズにせよ風切音にせよ静かであるに越したことは無いのでしょうが、路面の状態や風向や風速についての情報を伝達する手段ですので、多少は聞こえた方がよいのかもしれません。

2015年6月7日日曜日

NaviConを使ってみました

ミックウェアのカーナビになってから、NaviConに対応するようになったとのことで、早速使ってみました。そもそもNaviConが何であるかすら知りませんでしたので、NaviCon公式サイトで予習してみると、NaviCon対応のスマホアプリがたくさん出ていて、目的地を検索して目的地を決定すると、そのデータをUSB接続またはBluetooth接続でカーナビに送信できるようです。

複数の地点を設定することでルートプランを作成し、一括してカーナビに送信することも可能なようですが、あいにくマツダコネクトのカーナビはNaviConの目的地1箇所の転送にしか対応していません。都度送信し直す必要がありそうです。

出かける前や休憩中にスマホを操作して目的地を検索できますので、車に乗ってからカーナビを操作する時間と労力を節約できますし、僅かながらアイドリング時間を短縮して燃費を向上することもできます。

目的地の履歴が残りますし、似たような趣味の持ち主なら目的地も似ているだろうということでSNS的な使い方もできるようです。そうなると必然的に様々な用途ごとのNaviConアプリが乱立することになりますが、趣味は一つだけとは限りませんので、むしろプラットフォームを汎用化して、その上で様々なジャンルがある方が使いやすいのではないかと感じます(Twitterアプリが様々なジャンルごとに乱立している状況を想像してみてください)。

どのアプリを入れたらよいのかわかりませんので、とりあえずデンソー純正のNaviConおでかけサポートを入れてみました。

自宅で目的地を検索し、ナビに接続時に転送されるようにして車でBluetooth接続してみたものの、何も転送されませんでした。Bluetoothではだめなのかと思ってUSB接続も試したものの、何も転送されず。結局マップコードを手入力しましたので、却って余計な手間がかかりました。

帰宅後に調べてみると、まず、Bluetoothは用途別にペアリングが必要とのことで、一旦NaviCon用のペアリングが必要とのことでした。しかしUSB接続しても反応が無いのはどういうことかと思い、もう少し調べてみると、初期設定では「目的地の自動転送」がオフになっているとのことで、設定画面でオンにする必要がありました。「目的地の自動転送」をオンにすると、Bluetooth接続が確立した時点で「送信しますか」という画面になり、「OK」を押すとカーナビに送信されるようになりました。試しにBluetoothを切ってUSB接続にしてみましたが、こちらは認識されませんでした。普段、スマホはUSB接続せずにBluetoothでのみ接続していますので実用上は問題ないのですが。

Bluetooth接続が確立しているときにNaviConを操作して目的地を設定すると即座にカーナビに送信できますが、目の前にカーナビがあるときに敢えてNaviConを操作する理由があるとすればせいぜいブックマークから選んで送信するときくらいです。

目的地を立て続けに送信すると、一番最初に送信したのが目的地となり、次に送信したのが経由地となり、その次に送信したものは先に入力した経由地の1個手前の経由地になりました。目的地の前に経由地を挿入したい場合には、遠い所から順に送信すればよいようです。複雑なルートを入力したい場合には、予め目的地と経由地をブックマークに登録しておいて、ブックマークからそれらの目的地と経由地を送信すると車に乗ってからカーナビを操作する手間が省けます。

2015年6月6日土曜日

林道で実感できる低速域での滑らかさ

このたび、舗装された林道をまとまった距離で走る機会がありました。1車線のブラインドコーナーの連続する林道ですので、対向車を気にしながらゆっくり進むのですが、低速域でハンドルを切ったりブレーキを踏んだりしたときの挙動が実に滑らかでした。

デミオディーゼルというととかく高速道路で楽に巡航できる車というイメージで、たしかにその通りなのですが、それだけではなく、ゆっくりと走らせてみると走る曲がる止まるの感触が気持よく伝わってきます。速度は低いものの、体感するGは緩いコーナーを高速で駆け抜けるときと同じような感じです。これを相似拡大して距離を伸ばして速度を高くするとワインディングでの挙動になります。さらに相似拡大すると高速道路での挙動になります。林道から高速道路まであらゆる速度域で同じ乗り味になっていて、しかも安定しているのは大したものです。

DJデミオのガソリン車で林道を走らせたこともありますが、たしかにガソリンエンジン車も低速域で滑らかなものの、ガソリンエンジン車が淡白なのに対し、ディーゼルエンジン車は車体重量やホイールサイズやタイヤの違いのせいか、ねっとりとした感じです。尚、ダートでは路面からの突き上げが大きくて当然のことながら舗装路とは乗り味が全然違いますが、それでも路面からの突き上げを十分にいなせる程度まで速度を落としてみると車からの感触が伝わってきます。

最近のマツダ車は人が歩く速度でのチューニングを重視しているとのことで、たしかに低い速度で丁寧に操作すると車の挙動を体で感じ取ることができます。速く走らせるばかりが能ではないことを実感します。林道の速度域では車のコーナリング性能が制約になることはありませんし、交通量が少なく対向車もたまにしか来ませんので、運転操作に対する車の挙動を感じやすい環境です。低い速度域で滑らかに運転できるよう練習して体で覚えてからの方が高い速度域にも適応しやすいのではないかと感じます。

2015年6月5日金曜日

コマンダーノブの利点

マツダコネクトはソフトウェアの完成度はともかくとして、ハードウェアの使い勝手は秀逸です。とりわけコマンダーノブは一旦慣れるともうタッチパネル式のカーナビには戻れません。

カーナビで目的地を検索する際に五十音入力するときだけは直接画面に触れる方が便利ですが、それ以外はタッチパネルを使わずに済みます。手袋をつけているときには静電容量式タッチパネルが動作しにくいのですが、タッチパネルを使わないときには手袋をつけたまま操作できますので、運転中でも手袋をつけたまま操作できます。さすがに運転中にはカーナビで五十音入力することはありません。また、目的地履歴やお気に入りが蓄積すれば、五十音入力する頻度も減っていきます。

2015年6月3日水曜日

久しぶりにレンタカーでDE後期型デミオに乗りました

レンタカーを利用する際にはなるべくアクセラ1.5Lを選ぶようにしているのですが、1.3Lクラスが相対的に割安な料金プランがありましたので、今回は1.3Lクラスをクラス指定予約しました。何が来るかは当日のお楽しみでしたが、結局来たのは毎度おなじみのDEデミオでした。アクセラだとレンタカーでも徐々に新型が入りつつありますが、デミオだとまだレンタカーにはあまり新型が入っていません。

【スペック】
DE後期型4AT e-4WD
2014年6月納車で1年経過
走行距離30000km強
さすがレンタカーだけあって納車から1年の割には走行距離が長く、しかも外装が少しくたびれていました。

【走り】
軽快です。よく曲がります。デミオディーゼルと違って曲がるときにあまり気を遣う必要がありません。ステアリングは細めで、くるくる回せます。

サスペンションは少しの段差でもぴょんぴょん跳ねます。これでもDE前期型よりはましになったはずなのですが、DJ型の方がうまく段差をいなす感じです。

車重の割にはブレーキは甘いです。思いのほか深く踏み込む必要があります。

所詮1.3Lのガソリンエンジンですので、デミオディーゼルだったら上り坂とすら認識しないようなちょっとした上り坂でさえキックダウンが必要ですし、高速道路の巡航域での加速もあまり良くありません。デミオディーゼルと違って、高速道路では法定速度でも十分に速く感じられます。しかし一般道でこういう小さくて軽くてパワーの無い車を転がすのはそれはそれで楽しいものです。普通の速度で走るだけでも楽しめます。現地でレンタカーで借りる遊び用の車としては申し分ありません。ただし長時間運転して疲れてくるとパワーの無さがストレスになりますので、これで長距離を走る気にはなれません。

尚、DJデミオのガソリン車だともっと上品な走りで、あまり遊び用という感じではありません。アクセラ1.5Lだと気持よく曲がれますが、DEデミオほどやんちゃではなく、これが一番バランスがよく感じられます。ですので、1.3Lクラスと1.5Lクラスとの差額が小さい場合にはアクセラ1.5Lを、差額が大きい場合にはデミオ1.3Lを選んでいます。

【i-DM】
i-DMがついていないため、いい加減に運転しても車に「ヘタクソ」と怒られることがなく、心置きなく転がせます。あまりパワーの無い車ですので、ガツンとアクセルを踏める方が気持ち良いですし、よく曲がる車ですので、深く考えずに曲げる方が気持ち良いです。

【カーナビ等】
マツダコネクトではありませんが、レンタカーについているカロッツェリアの一番安いカーナビよりもマツダコネクトのミックウェアのカーナビの方がまだおりこうだと感じました。カロッツェリアの安物ナビは、ミックウェアのカーナビ以上に頑なにリルートしません。また、普通のカーナビを操作してみると、コマンダーノブはやはり秀逸です。

【座席】
DJデミオのお金のかかったシートと比べるのは酷ですが、普通のシートです。背もたれをあまり倒さないでいたら、ヘッドレストが肩に当たりました。背もたれを倒し気味にして、ヘッドレストを上げたらちょうどよくなりました。

【燃費】
市街地から国道や高速道路まで万遍なく乗って14km/L強でした。燃費のために我慢しないとはいえ、デミオディーゼルの街乗り並の燃費です。同じ区間をデミオディーゼルで走れば20km/Lを越えたはずです。DEデミオの4ATは古いMZRエンジンと古いアイシンAW製4ATとの組み合わせですので、いまどきのコンパクトカーの主流であるミラーサイクルエンジン+CVTに比べて燃費が劣ります。