2019年1月26日土曜日

車のシガーソケットはいつまで必要なのだろうか

シガーソケットはもともとは車内のDC12V電源でニクロム線のライターを加熱するためのものでしたが(ガス欠が無く常時使用できるすぐれもの)、今や喫煙率が低下し、シガーライターは新車には装備されておらず、単にDC12V電源を取るためのスロットになってしまいました。

車では長年使われていて汎用性があるのは確かですが、いまどきの給電ポートに比べて場所を取りますし、車以外では全く汎用性がありません。USBで給電しようとすると専用のDCアダプターを装着する必要があります。スマホを充電できる程度の2A対応の製品は広く出回っていますが、PCに給電できるDCアダプターは滅多に見かけません。LenovoのThinkPad用なら販売されていますが9000円程度と高価です。

そうしているうちにUSB PD対応のUSB Type-Cが普及しつつありますので、そろそろそういう車外で汎用性のあるものに置き換えることを検討する時期に差し掛かっているのではないでしょうか。もっとも、しばらくはシガーソケットのニーズもあるでしょうから、USB Type-Cからシガーソケットへのアダプタはあった方がよいかもしれません。シガーライターについては、USB Type-Cからシガーソケットへのアダプタをシガーライターとセットで販売すれば済むことです。