2025年1月1日水曜日

Mazda 3にダンロップの冬タイヤWinter Maxx WM03を装着

今までダンロップの冬タイヤWinter Maxx WM02を5シーズン履いてきましたが、さすがに5シーズン目は雪道で滑るようになりましたのでそろそろ新しい冬タイヤにしなければと思っていたところでした。諸般の事情によりダンロップですが、それ故に2024年に発売されたばかりのWinter Maxx WM03を履くことができました。 

ダンロップのホームページ上の情報によると、氷上性能は02よりも向上した一方で、02よりも摩耗しやすくなったとのこと。摩耗しても性能が落ちなければ問題ありませんし、今まで冬タイヤをスノープラットフォームが出るまで使ったことがありませんし、長持ちしても雪道で滑っては冬タイヤの意味がありませんので、バランスは良くなったのではないでしょうか。

冬タイヤを履いた直後にドライ路面を走った印象では、02同様に冬タイヤだからといって特に不安定な感じはせず夏タイヤと同じように走れますし、音も静かに感じました。冬タイヤ特有のパターンノイズがするかなと思いきや、わずかに聞こえる程度。むしろロードノイズの方が大きく感じられました。冬タイヤでこの感じでしたらあまり雪の降らない地域に済む人が保険として冬タイヤをつけるのに良いのではないでしょうか。

おろしたての冬タイヤですのでトレッド面が柔らかくかつ分厚く、Mazda 3の足との組み合わせでは乗り心地が良く感じられました。Mazda 3は冬タイヤだからといって操縦安定性能がさほど悪化する印象がありません。まだ試したことがありませんが、もしかしてMazda 3とオールシーズンタイヤとの相性が良かったりするのでしょうか。

雪が降った直後に雪が溶けずにアイスバーンが残った道を走りました。最初ですのでどの程度滑るかわからず、おっかなびっくり走りましたが、特に足を取られることなく普通に走れました。むしろおろしたての冬タイヤで普通に走れなかったら困りますが。

圧雪路を走ったところ、特に問題なく走れました。勾配の大きめのまっすぐの圧雪路を走っても問題なし。圧雪路は雪道の中で最も走りやすいので、さすがにこれで滑ったら他の雪道も走れないでしょう。

湿った雪の積雪路も走りましたが、これは意外と滑ります。踏み固められていればグリップするのですが、そうでないと足を取られやすいです。寒ければ乾いた雪になりますが、日本では気温0℃前後でも雪が降り、この気温での雪は滑りやすく感じます。しかしこれはタイヤの性能だけではどうにもならないでしょう。