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2025年1月1日水曜日

Mazda 3にダンロップの冬タイヤWinter Maxx WM03を装着

今までダンロップの冬タイヤWinter Maxx WM02を5シーズン履いてきましたが、さすがに5シーズン目は雪道で滑るようになりましたのでそろそろ新しい冬タイヤにしなければと思っていたところでした。諸般の事情によりダンロップですが、それ故に2024年に発売されたばかりのWinter Maxx WM03を履くことができました。 

ダンロップのホームページ上の情報によると、氷上性能は02よりも向上した一方で、02よりも摩耗しやすくなったとのこと。摩耗しても性能が落ちなければ問題ありませんし、今まで冬タイヤをスノープラットフォームが出るまで使ったことがありませんし、長持ちしても雪道で滑っては冬タイヤの意味がありませんので、バランスは良くなったのではないでしょうか。

冬タイヤを履いた直後にドライ路面を走った印象では、02同様に冬タイヤだからといって特に不安定な感じはせず夏タイヤと同じように走れますし、音も静かに感じました。冬タイヤ特有のパターンノイズがするかなと思いきや、わずかに聞こえる程度。むしろロードノイズの方が大きく感じられました。冬タイヤでこの感じでしたらあまり雪の降らない地域に済む人が保険として冬タイヤをつけるのに良いのではないでしょうか。

おろしたての冬タイヤですのでトレッド面が柔らかくかつ分厚く、Mazda 3の足との組み合わせでは乗り心地が良く感じられました。Mazda 3は冬タイヤだからといって操縦安定性能がさほど悪化する印象がありません。まだ試したことがありませんが、もしかしてMazda 3とオールシーズンタイヤとの相性が良かったりするのでしょうか。

雪が降った直後に雪が溶けずにアイスバーンが残った道を走りました。最初ですのでどの程度滑るかわからず、おっかなびっくり走りましたが、特に足を取られることなく普通に走れました。むしろおろしたての冬タイヤで普通に走れなかったら困りますが。

圧雪路を走ったところ、特に問題なく走れました。勾配の大きめのまっすぐの圧雪路を走っても問題なし。圧雪路は雪道の中で最も走りやすいので、さすがにこれで滑ったら他の雪道も走れないでしょう。

湿った雪の積雪路も走りましたが、これは意外と滑ります。踏み固められていればグリップするのですが、そうでないと足を取られやすいです。寒ければ乾いた雪になりますが、日本では気温0℃前後でも雪が降り、この気温での雪は滑りやすく感じます。しかしこれはタイヤの性能だけではどうにもならないでしょう。

2023年8月6日日曜日

DUNLOP VEURO VE304を履いたMazda 3で長距離を走ってみました

前回はさほど長距離を走らなかったのと、どうやらタイヤが一皮むける前だったようですので、今度は高速道路と信号の少ない国道を中心に1200kmほど走ってみました。

タイヤが一皮むけたことで高速域でふらつくことがなくなり、高速道路を快適に走れるようになりました。ロードノイズが減って車内が快適になりましたので、長距離をダラダラ走るのが楽になりました。Skyactiv-G 2.0にはコンフォートタイヤを組み合わせるとダラダラした車になるようですが、RegnoやAdvan db 552といった他社のタイヤでどうなるかはまだ試していません。

燃費は特に改善せず。転がり抵抗の小ささを活かすべく減速時や下り坂で積極的にアクセルを離したのですが、特に効果なし。もともと新車装着タイヤでも燃費を稼ぐためにそのような運転をしていたというのもありますが。結局燃費の悪さはSkyactiv-G 2.0のパワートレインの問題なのでしょうね。1.5Lエンジンは素晴らしく燃費が良いのに同じ技術の2Lエンジンでどうしてこんなに燃費が悪いのか謎です。

気になったのはブレーキが甘くなったように感じられたこと。タイヤの新車装着タイヤよりもグリップ力が低いのでしょうか。

2023年7月9日日曜日

DUNLOP VEURO VE304を履いたMazda 3を走らせてみました

せっかく夏タイヤが新しくなりましたので試運転しました。

【総評】

良くも悪くも軽い乗り味になった印象だが、ボディーやシャシー由来の部分はあまり変わらず。ヤリスからアクアになったような感じ。気持ちよく走れる速度域が下がった。

Skyactiv-G 2Lで回転数を落としてダラダラ走るのにマッチしている。従来はエンジンがボデイーやシャシーに負けていたが、タイヤも同じくらい負けたおかげで、日本の一般道の速度域ではバランスが良くなった。

【高速道路】

ゆっくり走る分にはカーペットの上を歩くような乗り心地。

最初CTSでステアリングがガクガクしたが、学習したようでじきに収まった。

120km/h区間で巡航したところ、挙動が軽すぎて新車装着タイヤに比べてやや落ち着きが無い感じ。100km/hまで落とすと落ち着いて走る。もしかしてCTSが悪さをしているのだろうかと思って、ステアリングアシストを切って普通のクルーズコントロールに切り替えてみたりしたものの、あまり変わらず。

【平坦な一般道】

一般道は高速道路よりも路面の凹凸が多いため、通過時に少し突き上げあり。タイヤのおかげで角が取れているし音もやや静かだが、車の挙動自体はサスペンションによるものなのであまり変わらない。それでも衝撃がマイルドになった分だけ楽に走れるようになった。

【ワインディング】

ステアリングフィールが若干軽くなったが、ボディーとサスペンションは変わらないし、GVCもあるので、ステアリングを切ればちゃんと曲がる。公道の速度域で走る分には不自由なし。

【燃費】

燃料を噴射しない下り坂での燃費が劇的に改善。山からの下りで45km/L出た。転がり抵抗が小さくなったように見える。

登り坂や高速域での燃費はさほど変わらず。高速域では空気抵抗が効いてくるだろうし、登り坂ではエンジンの熱効率が効いてくるのだろう。

速度を抑えて走ったのでもっと燃費が良くなるものと期待していたのだが、様々な道を走った後での平均燃費はさほど向上していなかった。

2023年7月2日日曜日

Mazda 3の夏タイヤがDUNLOP VEURO VE304に交換されました

冬には冬タイヤを履いてこともあり、夏タイヤの走行距離が3万kmにも満たないのですが、4年ほど経過したという理由で夏タイヤが交換されました。新車装着タイヤのトーヨーProxes R51AからDUNLOP VEURO VE304に交換されました。調べてみると、同じくダンロップのルマン5よりも上の車格の車向けとのことで、ブリジストンのレグノと同じくらいのクラスですが、ダンロップですのでブリジストンよりも安いようです。ヨコハマだとAdvan V552と同じクラスでしょうか。

もう一回り下のクラスでもよいのにと思い、もしかして215/45/R18だと安いタイヤではサイズが無いのかと思いましたが、別にそういうわけでもなく。ヨコハマのBluEarth-GT(Mazda 2やMazda 3の安いガソリンエンジン車が履いているタイヤ)には215/45/R18がありました。

交換したばかりでまだ一皮剥けていませんし、長距離を走ったわけではありませんので第一印象だけですが、転がり始めと低速域の加速が軽くなったような印象を受けました。また、ステアリングが少し軽くなったような印象も受けました。ホイールは純正のままですので、タイヤの転がり抵抗が下がったのではないでしょうか。もしそうだとすれば、燃費も少し良くなるかもしれません。

ロードノイズも下がり、エンジン音がよく聞こえるようになりました。せっかくの自然吸気ガソリンエンジンですので、エンジン音が聞こえるのは嫌ではありません。路面の小さい段差を越えたときの音も角が取れたようで、これなら長距離を走るときにも楽に運転できそうに感じました。高速道路を走ったときにどんな感じか、長距離走ったときの燃費がどの程度か気になりますので、どこかへ出かけたくなりました。

今までMazda 3の2Lガソリンエンジン車に乗ってきて最大の不満は燃費が悪いこと、次が加速時に引っかかるような感じがすることでした。もしかしたら両方ともタイヤを履き替えることで解決するかもしれません。もちろん、2Lの自然吸気ガソリンエンジンで重量1360kgの車の燃費として客観的に見ればそう悪いわけでもありませんし、二昔前の同じクラスの車の燃費は極悪でしたから、それに比べればこれでもかなり良くなっていますが、最近まともに走るようになったトヨタのハイブリッド車や、ここ数年でレベルが高くなった国産Bセグメント車と比較してしまうと、もう少し何とかならないものかと思ってしまいます。

というか、同じMazda 3であっても1.5Lエンジン車は燃費に有利な条件で20km/Lを超えますので、下手なBセグメント車よりも燃費が良かったりします。同じMazda 3の同じSkyactiv-Gでどうしてこんなに違うのでしょう。一つの可能性はタイヤやホイールで、1.5Lエンジンのレンタカーは16インチホイールにBluEarth-GTを履いています。

ダンロップはビューロというタイヤを「燃費よりも快適性や操縦安定性を重視するタイヤ」と位置づけているようで、本来ならそのようなタイヤに履き替えたくらいで燃費が良くなることはなさそうですが、マツダ車はどうやら欧州を基準に足回りを設計しているようで、しかもMazda 3のことを「スポーツカー」と位置づけているようですので、それに耐える足にしようとすると操縦安定性に振ったタイヤになってしまうのかもしれません(純正タイヤでも操縦安定性には不満はありません)。また、ヨーロッパの人はロードノイズを路面状態に関する情報と位置づけているようで、ロードノイズの大きさをあまり気にしない傾向があるようです。

しかしヨーロッパの道路と日本の道路とでは速度域が異なる以上、それぞれの道路に求められる足回りは異なるはずです。日本の公道ではもう少し緩い方が扱いやすく感じます。

2022年11月23日水曜日

冬タイヤに履き替えました

例年よりも少し遅めですが、冬タイヤに履き替えました。走行距離が増えたおかげでサスペンションの当たりが取れて乗り心地が改善しましたが、それでも夏タイヤのときよりもゴツゴツします。しかし、僅かな差ではあるものの、ステアリングを切ったときの挙動が気持ちよくなり、運転して楽しくなりました。路面の状況がステアリング越しに伝わりやすくなったような気がします。

本来ならば新車装着タイヤや純正ホイールがベストバランスで、冬タイヤ等の新車装着タイヤ以外のタイヤや社外品のホイールを履くとバランスが崩れるものですが、どういうわけか冬タイヤの方が操縦安定性能が良く感じられます。もしかして純正のホイールよりも軽いので曲がりやすく感じられるのでしょうか。その代わり乗り心地に難がありましたが、サスペンションの当たりが取れて乗り心地が改善するにつれて、徐々にバランスがよくなってきたように感じます。

夏タイヤの方が落ち着いていてしっとりとした乗り味なのですが、現在の車の状態ではそれだとエンジンが車体に負けてやや退屈に感じられます。冬タイヤを履いた状態は、シャシーとしてのバランスが崩れているのかもしれませんが、エンジンとのバランスは良く感じられます。

2022年4月5日火曜日

夏タイヤに交換しました

夏タイヤに交換したというただそれだけのことですが、予期されていたこととはいえ、交換直後に乗り心地が良くなりました。やはり新車装着タイヤの方がバランスが良いですね。

今までの夏タイヤでの通算走行距離と冬タイヤでの通算走行距離を振り返ってみたら、冬タイヤでの走行距離の方が少し長かったです。冬タイヤは3シーズン弱、夏タイヤは2シーズンで、1年のうち4ヶ月半が冬タイヤ、残り7ヶ月半が夏タイヤですので、単純に1ヶ月当たりの平均走行距離で見ても冬タイヤの方がたくさん走っています。積雪期にはあまり車で遠出しない一方で、夏タイヤの季節にはゴールデンウィークと夏休みとシルバーウィークがありますので、夏タイヤの方が走行距離が伸びて然るべきです。

振り返ってみると、夏タイヤの季節に飛行機+レンタカーを利用するのはさほど難しくないのに対し、冬タイヤの季節にレンタカーを利用すると温暖な地方であっても山間部で積雪しますので夏タイヤしか履いていないレンタカーでは走りにくいですし、かといってレンタカーが冬タイヤを履いているような積雪地帯で不要不急の運転をする気にもなれませんので、夏タイヤの季節の方がレンタカーを使いやすいというのは思い当たります。

2021年6月16日水曜日

ノートの上位グレードのタイヤは185/60R16

185/60R16といえば、ラクティスなき後デミオ/Mazda 2専用サイズになってしまってタイヤの品揃えが乏しくて困っておりましたが、新型ノートの上位グレードは185/60R16とのことで、ノートのように数の出る車がこのサイズを採用してくれるとタイヤの品揃えに期待できそうです。

2021年3月30日火曜日

BluEarth-GTにデミオ用の185/60R16登場

デミオ用の185/60R16のタイヤは特殊なサイズで選択肢が乏しくて、BluEarth-GTも長らくサイズがなかったのですが、いつの間にか185/60R16が出ていました。調べてみたものの、いつから登場したのかは判明せず。BluEarth-Aの在庫がやっと無くなったのでしょうか。

2020年4月24日金曜日

タイヤとサスペンションの役割分担

サスペンションについては何の知見もありませんので単なる素人の思い付きでしかないのですが、なぜ第7世代車のタイヤのサイドウォールが柔らかいのか推測してみました。

サスペンションは上下方向にストロークするものですが、車は前方に向かって進んでいる以上、路面の突起による入力は前方からの衝撃として入ってきます。しかるに上下方向に動くサスペンションではその力を受けきれませんし、なまじ力を後ろに逃がすようなサスペンションセッティングにすると入力が遅れて伝わって揺れが収束せずにふわふわします。

一方タイヤは変形しますので、前方からの力を吸収して凹んだ後でタイヤの復元力によって前からの力を下からの力へと変換してサスペンションに力を伝達することになります。上向きの力であればサスペンションが吸収することができます。そうなるとサスペンションは上下方向の調整に専念できることになり、ボディーの剛性を高めたりサスペンションセッティングを硬めにしたりできるようになります。

CX-30の方がMazda 3よりも乗り心地に関して評判が良いのは、車高が高くてサスペンションのストローク量が多いからと言われていますが、タイヤの扁平率が16インチで65%、18インチでも55%とMazda 3(16インチで60%、18インチで45%)よりもタイヤのエアクッションが効いているのもあるかもしれません。突き上げは前方からの衝撃なのですから、単にサスペンションの上下のストローク量が多いだけではあまり意味がないのではないでしょうか。

サイドウォールの柔らかい専用設計タイヤを導入するよりも最初から扁平率の高い市販タイヤを履いた方が操縦安定設計は楽なはずなのですが、どうして215/45R18なんて扁平なタイヤにこだわるのかよくわかりません。操縦安定設計の考え方を見直すにあたって、そこは見直さなかったのでしょうか。

2020年4月23日木曜日

Mazda 3のタイヤのサイドウォール剛性

冬タイヤで高速道路を走ったときには路面の凹凸を拾ってごつごつして落ち着きませんでしたが、夏タイヤに鋼管してからタイヤのサイドウォールが柔らかい分乗り味がマイルドになって、あまり気にならなくなりました。一般道の速度域なら路面からの情報を拾って揺れがすぐに収束する方が走りやすいのですが、高速道路の速度域で同じように路面からの情報を拾うと情報過多な感があります。もちろん路面からの情報をきちんと拾う方が安全ですし、それでガタガタするなら速度を落とすのが本来あるべき姿なのでしょうが、安全上問題ない範囲でもう少し乗り心地がよくでもよいのではないでしょうか。その点、新車装着タイヤはその辺りのバランスが取れています。

ということから推測すると、第7世代車で冬タイヤ(および新車装着タイヤを履きつぶした後の夏タイヤ)を選択する際には新車装着タイヤと同様にサイドウォールの柔らかめのタイヤを選ぶのがよいのかもしれません。となるとミシュランやヨコハマでしょうか。BluEarth-GTなら新車装着タイヤのProxes R51Aよりも燃費が良さそうです。

反対にブリジストンやダンロップは第7世代車にはあまり合わないということになりそうです。Wintermaxx 02はサイドウォール剛性が高いため、冬タイヤなのに操縦安定性能は素晴らしいのですが乗り心地は厳しいですね。タイヤ断面が長方形というか僅かに台形になっていて、見るからにサイドウォール剛性が高そうです。力は弱い所に逃げていきますが、ボディー剛性が高めでサスペンションが硬めで、さらにタイヤまで硬いと逃げ場を失った力は結局人間にガツンと来ます。Proxes R51Aの断面も似たような傾向ですが僅かに外に膨らんでいます。

新車装着タイヤのうちブリジストンのTuranzaはタイヤが鳴くとの評判ですが、自動車メーカーの求める特性とタイヤメーカーの得意とする特性がマッチしていないのか、Tranza本来の性能を発揮できていないのかもしれません。何から何まで硬くしてしまうと力は結局トレッド面に逃げてしまい接地で不利なのかもしれません。では同じくサイドウォールの硬いWintermaxx 02はどうなのかというと、こちらは冬タイヤですのでトレッド面が柔らかく、それで帳尻を合わせているのかもしれません。

2020年4月5日日曜日

Mazda 3のタイヤを夏タイヤに交換しました

納車当日に冬タイヤに交換してしまいましたので、夏タイヤで走るのはこれが初めてです。まだ街乗りしかできていませんが第一印象は以下の通りです。冬タイヤはDunlopのWintermaxx 02、夏タイヤは新車装着のトーヨーProxes R51Aです。

【乗り心地】
全般的な傾向は同じですが、橋の継ぎ目のような段差を越えた際の突き上げは少しだけマイルドになりました。専用設計なのが効いているのでしょうか。専用設計タイヤを装着するのでしたら冬タイヤでも専用設計タイヤないし推奨タイヤが欲しいものです。

専用設計の夏タイヤが冬タイヤよりも柔らかいとなると、市販の夏タイヤに履き替えたら一体どんな乗り心地になるのでしょう。

【ロードノイズ】
冬タイヤ特有のパターンノイズが無くなった分静かになったかと期待しましたが、ロードノイズはそれなりにあります。もちろん、デミオディーゼルについていたProxes R39に比べればはるかにましで、トーヨーにしてはこれでもだいぶましになったのでしょうが、ヨコハマよりはロードノイズが大きめです。

【燃費】
まだ十分なデータがありませんが、同じ条件で比較すると冬タイヤよりも2割ほど燃費が向上したかに見えます。燃費の悪いトーヨーにしては結構頑張っています。青信号発進で加速すると冬タイヤよりも加速が伸びる印象がありますので、転がり抵抗が小さいのでしょうか。この調子で燃費が2割向上すれば街乗りや高速道路でもWLTC燃費を達成しそうです。

【操縦安定性】
まだ街乗りだけですので評価するのに十分なデータがありませんが、i-DMで青点灯させやすい印象です。トーヨーのタイヤはロードノイズと燃費には不満がありますが、操縦安定性にはさほど不満がありませんので、楽しみです。

2019年10月14日月曜日

タイヤ空気圧と操縦安定性

秋になると気温が下がりますので、タイヤの空気が抜けていなくても空気圧も下がっていきます。この前高速で妙にタイヤが空転してi-DMが長時間白点灯して走りにくいと感じたのですが、給油時に空気圧を測ったらかなり下がっていました。規定の空気圧にすると走りやすくなります。これはトーヨーの新車装着タイヤでだけでなくヨコハマのBluEarth-Aでも同様です。

デミオディーゼルの規定の空気圧は前260kPa、後230kPaと高めで、「燃費のために空気圧を上げているのではないか」と言う人もいるようですが、燃費だけでなく走りのためにも必要な数字に思えます。「空気圧を下げると乗り心地が良くなる」とも言われていますが、空気圧が下がっていたときに乗り心地が良いと感じることはありませんでした。平滑な路面でなら乗り心地が良くなるのかもしれませんが、荒れた路面では、空気圧が下がるとタイヤがたわみやすくなる分サスペンションの動きが悪くなり、たわんだタイヤが復元しようとする際に変なタイミングで反動が発生しますので、却って乗り心地が悪く感じられます。規定の空気圧まで上げると、たしかに突き上げは感じられますが、揺れがすぐに収束するように感じます。

操縦安定性のためにある程度の空気圧が必要なのは他の車でも同様ですが、なぜデミオディーゼルの規定の空気圧はこんなに高いのでしょうか。他の車だと高くてもせいぜい前250kPa、後220kPaくらいです。デミオディーゼルの場合、前輪にかかる荷重の割にタイヤが細いせいでしょうか。幅が広ければ荷重が分散しますので、空気圧がそんなに高くなくてもたわまないはずです。185/60R16という珍しいサイズだとやはりバランスが悪いのでしょうか。16インチホイールを履くならアクセラのように幅205mmあった方がよいのかもしれませんが、15インチタイヤのタイヤハウスに収めるために幅を切り詰めているのが良くないのでしょうか。しかし幅の広いタイヤを履いているCX-3の操縦安定性や乗り心地が良いかというとそうでもなく、そうなるとシャシー設計時に想定されたタイヤのサイズによって制約されているのでしょうか。

2019年9月15日日曜日

Mazda 2の新車装着タイヤ

ヨコハマタイヤが9月12日のMazda 2発売に合わせて、Mazda 2の新車装着タイヤの納入を開始した旨のプレスリリースを出しました。もともとBluEarth-GTはデミオの15インチの新車装着タイヤであるBluEarth-Aの後継ですし、BluEarth-Aは廃盤になっていますので、BluEarth-GTの採用は順当といえます。

「装着サイズは185/65R15 88S」とありますので、では185/60R16の方はどうなのだろうと思って探してみたところ、いつの間にかトーヨータイヤからProxes CF2の185/60R16が出ていました。リム幅5.5Jとまさにデミオ用です。ついこの間までトーヨーから出ているこのサイズはエコタイヤのNanoEnergy 3Plusしかなかったため、選択肢として真面目に検討していなかったのですが、タイヤの選択肢が増えること自体はありがたい話です。ただ、トーヨータイヤからプレスリリースが出ているわけではなく、これがMazda 2の16インチの新車装着タイヤであることを示す証拠は今のところありません。Proxes R39のように市販されていない形式となる可能性もまだあります。

→Mazda 2の実車で見たところ、16インチタイヤとして、Proxes R55というタイヤがついていました。専用設計タイヤのようですが、情報が出ていないためどのようなタイヤなのかわかりません。

ちなみにトーヨーの新車装着タイヤのページではProxes R39Aというのがあり、いつの間にかProxes R39から型番が変わっていました。デミオ専用タイヤですので、サスペンションセッティングの変更に合わせた仕様変更なのだろうかと推測するものの、R39とR39Aの違いが何なのかを知る手がかりがありませんので、もしかして単なるコストダウンなのだろうかと勘繰ってしまいます。

185/60R16の市販タイヤの他の選択肢といえば、エコタイヤを除けばブリジストンのRegno GRⅡやダンロップのLe Mans Vといったコンフォートタイヤくらいです。BluEarth-GTの185/60R16はまだ出ておりません(タイヤ屋曰く、BluEarth-Aの在庫が無くならない限りBluEarth-GTの製造を開始しないのではないかとのこと。事実上デミオ専用サイズのため、わからないでもありません)。ヨコハマのAdvan db V552も195/55R16ならありますが、185/60R16はありません。

もっとも、Mazda 2で16インチタイヤを標準でつけるのはL Packageだけであり、S Packageまでは15インチです。S Packageで16インチのオプションがあるくらいです。デミオ時代に16インチだったXD S Packageは15インチになりました。BluEarth-GTに関する記事を見ると、BluEarth-Aに比べて操縦安定性が向上したとあります。BluEarth-Aは高速道路での安定性やグリップ力がProxes R39よりも劣りますが、操縦安定性の向上がもし本当なら15インチのBluEarth-GTでも十分かもしれません。185/60R16よりも185/65R15の方が汎用性が高くタイヤの選択肢も多いですし、それに16インチよりも15インチの方がタイヤもホイールも安いので、様々なメリットがあります。

2018年12月9日日曜日

iceGUARD 6を購入(第二印象)

iceGUARD 6購入直後は一皮剥けるまで安定せず、高速道路でハンドルを取られやすかったですが、しばらく走るうちに落ち着いてきました。ただ、幸か不幸かまだ凍結路面を走らずに済んでいますので、まだドライ路面での挙動しかわかりません。

【騒音】
パターンノイズ・ロードノイズともにice GUARD 5plusよりもやや低減された印象。高速道路での移動が楽になりました。

【乗り心地】
同じホイールでタイヤだけ履き替えましたが、転がり抵抗減少を標榜しているせいかどうか知りませんが、荒れた路面で凹凸を拾ってごつごつする度合いが高まったように感じます。

【燃費】
様々な条件で走っていますし、特に冬季は気温の変動による空気圧の変動が大きいため、正確に測定することはできていませんが、全般的には、iceGUARD 5plusのときのように好条件で燃費が大幅に伸びることはない一方で、高速道路で高めの速度で走っていてもさほど燃費が悪化しない印象を受けます。

2018年11月11日日曜日

iceGUARD 6を購入(第一印象)

昨シーズンの終わりに冬タイヤのプラットフォームが露出しましたので今シーズン向けに新しい冬タイヤを購入しました。それまでの間に古い冬タイヤを履きつぶした結果、前4.2mm後4.0mmくらいまで使い切ることができました。

このたび購入したのは昨シーズンに登場したヨコハマのiceGUARD 6です。同じホイールでタイヤだけ履き替えましたので、185/60R16のままです。それまでは2015年秋に購入したiceGUARD 5plusを使ってきました。iceGUARD 5plusは冬タイヤ特有の高音のパターンノイズは少し聞こえる他はドライ路面でもウェット路面でもよく走り、夏タイヤのBluEarth-Aよりもよくできているのではないかと感心したくらいです。iceGUARD 6はまだ高価なのに対して型落ちのiceGUARD 5plusは3割ほど安いので、アイスバーンを走ることがなければiceGUARD 5plusでもよいのではないかと思えますが、冬タイヤは安全のための保険ですので、敢えてiceGUARD 6にしました。

まだドライ路面での状況しかわかりませんが、真っ先に気づいたのはパターンノイズが激減したことです。ヨコハマタイヤのカタログではiceGUARD 5plusに比べてパターンノイズが33%減少したとありますが、たしかに静かになった実感はあります。新品ということもあって少々ざらざらすることを除けば、もはや冬タイヤであることを実感しにくくなりました。

2017年12月28日木曜日

ヨコハマiceGUARD 6にデミオディーゼル用16インチ登場

2017年秋にヨコハマからiceGUARD 6が発売された当初はサイズリストの中に185/60R16が含まれていなかったのですが、いつのまにかサイズリストに185/60R16が含まれておりました。標準リム幅はデミオ純正サイズに合わせて5.5Jです。少し調べてみたら、2017年12月5日に追加されたようです。ちなみに汎用性の高い185/65R15やアクセラ16インチ用の205/60R16は発売当初からあります。

これからデミオディーゼル用の冬タイヤの購入を検討されるなら、良い選択肢ではないでしょうか。従来のiceGUARD 5 plusよりも大幅に性能が改善しているようですし。

2017年11月26日日曜日

タイヤとホイールとの相性

今年は例年よりも早く雪が降り始めたこともあり、早めに冬タイヤに交換しました。冬タイヤに交換するとパターンノイズが高くなるのと横剛性が落ちるはずなのですが、パターンノイズは平滑な舗装で発生するものの、横剛性の低下は感じられず、むしろ夏タイヤよりも高速安定性が向上した感があります。冬タイヤはヨコハマiceGuard iG50plus、夏タイヤは同じくヨコハマのBluEarth-Aで、同じメーカーの同じサイズの同じランクのものです。冬タイヤは重量8.8kg、溝の深さが7.6mmなのに対して夏タイヤは重量7.6kg、溝の深さが7.3mmと若干の差がありますが、これは溝の深さの違いによるものでしょうか。

冬タイヤに負ける夏タイヤの存在意義は一体何なのだろうと思ったものの、実は履いているホイールの重量が異なります。冬タイヤをつけているホイールは冬タイヤ購入時にセットで購入した軽くて安いホイールなのですが、夏タイヤをつけているホイールは純正の重いホイールです。おそらく同じホイールを履いていれば夏タイヤの方が高速安定性が良いのかもしれませんが、夏タイヤが純正の重いホイールに負けて潰れやすいのではないかと推測します。かといって転がり抵抗の小さいタイヤで空気圧を高くすると跳ねますし、反対に指定の空気圧よりも下げるとタイヤがさらに潰れやすくなりますので、操縦安定性が著しく低下します。

純正のホイールと新車装着タイヤとの相性は抜群で、今でも代車でデミオディーゼルに乗る際にはロードノイズの大きさと燃費の悪さを除けばさほど不満は無いのですが、長距離走行を売りにしているはずのデミオディーゼルで長時間ロードノイズに曝されるのは致命的ですし、そもそも新車装着タイヤは市販されていませんので、新車装着タイヤに戻しようがありません。

新車装着タイヤを履きつぶしてタイヤを履き替えるのでしたら、タイヤの柔らかさに合わせて軽いホイールに交換するか、あるいはスポーツタイヤを履く方が操縦安定性が改善するのではないかと思います。いかんせん185/60R16の純正サイズではBluEarth-AかLe Mans Vくらいしか選択肢がなく、スポーツタイヤを履くなら195/55R16の中から探さざるを得ないものの、195/55R16のタイヤの指定のリム幅は6Jや6.5Jで、5.5Jの純正ホイールとは合いませんので、どのみちホイールを買い替えることになるのではないでしょうか。

純正ホイールとBluEarth-Aとの組み合わせでも公道での速度域では目立った不具合はなく、むしろ自ずと速度を落として走るようになりますので、田舎道をのんびり走るのが目的ならこれはこれでありかもしれません。

ガソリンエンジン車のように185/65R15でしたら汎用性が高いので、ゆくゆくは操安設計を改善して同クラスの他車と同様にディーゼルエンジン車が15インチホイールを履いても高速安定性を発揮できるとよいのですが。デミオXDは15インチホイールとBluEarth-Aの185/65R15の組み合わせですが、操縦安定性は実はそんなに悪くないものの、高速道路でふわふわしますので、特にこのサイズのまま冬タイヤに履き替えると高速道路では不安かもしれません。

2017年7月10日月曜日

デミオディーゼルの横揺れ

最近、走行中の横揺れが気になるようになりました。デミオディーゼルは後ろが軽いため、路面の凹凸を拾うと後ろが跳ねる(前輪を中心としたピッチング)のはもともとなのですが、最近は後ろだけでなく車体全体がロール方向に揺すられるように感じます。路面に凹凸があると、凹んだ部分で車体がだらしなく沈み込み、路面の高い所があると車体が突き上げられることの繰り返しで、横揺れが収束しない感じです。

最初はタイヤの空気圧を疑ってみたのですが、測定しても規定の空気圧でした。空気圧はこまめに管理しており、ほぼいつも規定の空気圧を維持していますので、最近になって空気圧が上がったわけではありません。

次に疑うとしたらタイヤでしょうか。昨年秋に新車装着タイヤのトーヨーProxes R39を履きつぶしてヨコハマBluEarth-Aに履き替えたのですが、今年になって初めて暑い季節を迎えましたので、外気温が上昇して走行中にタイヤ空気圧が上がりやすくなった結果、タイヤとの相性で乗り心地が悪くなった可能性があります。転がり抵抗の小さいタイヤに変えましたので、定性的には揺れやすい方向に作用します。

ショックアブソーバーの劣化の可能性を疑ってディーラーで状態を見てもらいましたが、油漏れはないとのことでした。しかし走行距離がかなり伸びていますので、距離相応の劣化はあるのではないかと疑っています。

2017年3月26日日曜日

夏タイヤに交換しました

もうじき4月ですので冬タイヤから夏タイヤに交換しました。手順はいつも通りですので特筆すべきことはありません。夏タイヤに戻した後で少し走りましたが、しっとりと落ち着いた感じになりました。冬タイヤで走っても特に冬タイヤであることを意識するわけではないのですが、いざ夏タイヤに戻してみると冬タイヤ特有のパターンノイズが無くなったことに気づきます。あとは、夏タイヤに戻した際に純正の重いホイールに戻りましたのでそれも効いているのかもしれません。

2016年11月12日土曜日

アルミテープ+冬タイヤで走ってみました

走行距離の都合で一足早めに冬タイヤを装着してしまいましたので、早速冬タイヤとアルミテープの組み合わせを試すことができました。タイヤは2シーズン目のヨコハマiceGUARD iG50 Plusです。1シーズン目はアルミテープ無しで走りましたので、アルミテープを貼る前と後の比較ができます。

以下、ドライ路面とウェット路面のみの感想です。凍結路面で挙動にどのような違いが発生するかはまだわかりません。

【高速道路の山越え区間】
横剛性の劣るスタッドレスタイヤにとって高速コーナーは最も苦手な状況ですが、冬タイヤであることを意識せず夏タイヤと同じように運転できるようになりましたので、運転が楽になりました。

【山道】
これも同様に冬タイヤであることを意識せずに走れました。

夏タイヤよりも冬タイヤの方がアルミテープの効果を体感しやすそうです。