車載インバータはいろいろなメーカーから製品が出ており、値段もそんなに高くありません。その中の一つを評価のため使ってみました。
評価対象はBESTEK製の300Wタイプで、USBの口が2つ(2.4A)とAC100Vの口が2つついているタイプです。インバータの容量が300Wあってもあいにくデミオのシガーソケットの容量は12Vx10A=120Wしかありません。USBの口にスマホを2つつないでフルパワーで充電すると21.6W。AC電源は残り100Wです。普段車の中で使うもので電気を食いそうなものといえばノートPCくらいで、1台~2台くらいなら充電できそうですので、車載用としてはこの程度の容量で十分なのかもしれません。とはいえ、容量120Wのインバータを常時フルパワーで使うとすぐに壊れそうですので、300Wはパワーの余裕分でしょうか。
停電時の非常電源として使うとなるとさすがに120Wでは足りなくて、そういうときのためにバッテリーから直接電源を取れるようにバッテリーケーブルとセットにした製品もあります。アイドリングストップ車は大容量かつ充放電スピードの速い高価なバッテリーを装備していますので、非常用電源として活用することも考慮すれば、少しは元が取れるかもしれません。
しかし停電時の非常電源として使うとなると300Wでも足りず、1000Wとか1500Wとかのより大型の製品が必要になるかもしれません。そうなるともはやシガーソケットから電源を取ることはできませんので、バッテリーから直接電源を取る非常電源としてのみ使うことになりますので、車載ではなく非常時のみ車に持ち込む形になりそうです。
今後自動車のバッテリーを非常電源として活用することを想定するなら、まずはシガーソケットの容量を10Aから50Aくらいまで拡大してほしいものです。電気自動車やプラグインハイブリッド車のようにせっかくバッテリー容量が大きくてもシガーソケットの容量に制約されてしまっては宝の持ち腐れです。
さて、300Wタイプに話を戻すと、使う上で最も困ったのはインバータの置き場所です。マツダの小型車はただでさえ収納スペースが少なめですので、せめてドリンクホルダーに収まる形ならよいのですが、四角いインバータはシフトレバー後ろの四角い小物入れしか置き場所がありません。さらに困ったことに電源ケーブルの出る方向とUSBケーブルやACケーブルの出る方向が反対側ですので、縦置きできません。
また、安い車の内装品はプラスチックですが、インバータのケースは金属製で角の面取りもしていませんので、無防備に車の小物入れに入れると収納のプラスチックに傷がつきそうです。この辺りの設計上の配慮の無さから推測するに、車内で常用することは想定されておらず、あくまでも非常用電源としての用途が想定されているのではないかと感じました。
USB電源からのスマホの充電くらいでしたら問題なくできますが、その程度の用途でしたらインバータなど無くても従来からのUSBアダプタで十分です。
2019年4月12日金曜日
2019年3月11日月曜日
デミオディーゼルを購入する際に予算化すべき項目
車を購入する際には車両本体やオプション価格だけでなく、税金や保険等も考慮した総費用で判断すべきというのはよく知られていますが、デミオディーゼルを購入する際には他にも予算化すべき項目がありますので注意が必要です。長距離を乗っても疲れない車に乗るとつい走行距離が増えてしまいますので、走行距離に応じてかかる費用は購入時に予算化しておくべきです。通常は車は移動の手段ですので、せっかく車を購入しても他の費用を賄えずに車に乗る機会が減少してしまったら本末転倒です。
1.タイヤ代
走行距離が延びればその分タイヤが消耗しますので買い替えが必要です。特に185/60R16は選択肢が少ないので全般的に高くつきます。5年乗れば夏タイヤ冬タイヤそれぞれ2サイクルくらい使います。夏タイヤは新車装着タイヤがありますので購入するのは1回分で済みますが、冬タイヤは2回分購入するうえに、最初にホイールも購入することになります。合計で30万円くらいは見ておく必要があります。
2.燃料代
デミオディーゼルはkm当たりの燃料代が5円と安いのが特長ですが、それでも10万km走れば燃料代が50万円かかります。
3.オイル代
ディーゼルはオイル代が高いとまことしやかに言われますが、金額は大したことありません。年間15000円程度、5年で75000円程度です。
4.高速代
高速代は普通車で24円/kmと実は結構高いです。100km乗ったら高速代が2400円もかかります。高速道路中心に10万km走ったら高速代だけで240万円します。新車購入費用と同じくらいかかります。5年で20万km走れば高速代だけで480万円します。国産高級車並です。
5.宿代
泊りがけで出かければ宿代がかかります。1泊5000円のビジネスホテルであっても年間50泊したら25万円です。5年で125万円かかります。1泊8000円のビジネスホテルに泊まれば5年で200万円です。
上記全部足し合わせると車両を所有することにかかる総費用は5年10万kmで700万円~750万円くらいします。新車購入費用の約3倍です。ベンツCクラスやBMWの3シリーズを買ってろくに乗らずにほったらかしているのと同じくらいかかります(どういうわけか東京ではそういう使い方をする人が結構多いです)。5年20万kmでしたら1000万円くらいです。ベンツEクラスを買える金額です。しかもそれでいて高速代や燃料代や宿代は物として残りませんので、残るのは安い国産コンパクトカーだけです。過走行の国産コンパクトカーなんてリセールバリューはほとんどありませんので、リセールバリューの差を考慮すればベンツよりもお金がかかっています。それにもかかわらず見た目は貧乏そうに見えますので、車で見栄を張りたい人には全くお勧めできません。
一方、旅行によって得られる経験に価値を認める人には良い買物だと思います。車を移動の手段と割り切る人なら、車本体にはあまりお金をかけずに旅行にお金をかけた方が楽しいのではないでしょうか。それに、公共交通機関を使って同じ頻度で旅行しようものならこんな金額では済みません。
1.タイヤ代
走行距離が延びればその分タイヤが消耗しますので買い替えが必要です。特に185/60R16は選択肢が少ないので全般的に高くつきます。5年乗れば夏タイヤ冬タイヤそれぞれ2サイクルくらい使います。夏タイヤは新車装着タイヤがありますので購入するのは1回分で済みますが、冬タイヤは2回分購入するうえに、最初にホイールも購入することになります。合計で30万円くらいは見ておく必要があります。
2.燃料代
デミオディーゼルはkm当たりの燃料代が5円と安いのが特長ですが、それでも10万km走れば燃料代が50万円かかります。
3.オイル代
ディーゼルはオイル代が高いとまことしやかに言われますが、金額は大したことありません。年間15000円程度、5年で75000円程度です。
4.高速代
高速代は普通車で24円/kmと実は結構高いです。100km乗ったら高速代が2400円もかかります。高速道路中心に10万km走ったら高速代だけで240万円します。新車購入費用と同じくらいかかります。5年で20万km走れば高速代だけで480万円します。国産高級車並です。
5.宿代
泊りがけで出かければ宿代がかかります。1泊5000円のビジネスホテルであっても年間50泊したら25万円です。5年で125万円かかります。1泊8000円のビジネスホテルに泊まれば5年で200万円です。
上記全部足し合わせると車両を所有することにかかる総費用は5年10万kmで700万円~750万円くらいします。新車購入費用の約3倍です。ベンツCクラスやBMWの3シリーズを買ってろくに乗らずにほったらかしているのと同じくらいかかります(どういうわけか東京ではそういう使い方をする人が結構多いです)。5年20万kmでしたら1000万円くらいです。ベンツEクラスを買える金額です。しかもそれでいて高速代や燃料代や宿代は物として残りませんので、残るのは安い国産コンパクトカーだけです。過走行の国産コンパクトカーなんてリセールバリューはほとんどありませんので、リセールバリューの差を考慮すればベンツよりもお金がかかっています。それにもかかわらず見た目は貧乏そうに見えますので、車で見栄を張りたい人には全くお勧めできません。
一方、旅行によって得られる経験に価値を認める人には良い買物だと思います。車を移動の手段と割り切る人なら、車本体にはあまりお金をかけずに旅行にお金をかけた方が楽しいのではないでしょうか。それに、公共交通機関を使って同じ頻度で旅行しようものならこんな金額では済みません。
2019年2月3日日曜日
DEQ-1000A-MZでやっと音が鳴りました
気を取り直して再度繋いでみました。前回なかなか赤いコネクタに入らなかったのですが、一度入ってからは入りやすくなったようで、奥までかっちり入りました。エンジンをかけると普通にマツダコネクトに接続している音源から再生されました。どうやら前回正常に機能しなかったのはケーブルの接触が悪かったようです。同様の症状の出る人はコネクタが奥まできっちり入るまで着脱を繰り返してみるとよいかもしれません。
マツダコネクト側での音源の選択や再生・停止の動作は通常通り可能ですし、マツダコネクト側での音量調整も可能です。音源側の音圧を高くするため、マツダコネクト側の音量を大き目にして、リモコンで操作するDSP側の音量を下げるのがコツのようです。
DSPの設定は特に凝ったことをしておらず、DJデミオ純正スピーカー向けのプリセットを選んだだけですが、音楽再生が始まった瞬間に音が激変したことを感じました。今までは6か所のスピーカーからそれぞれ音が鳴っていた感じだったのですが、普通に音楽を聴いているときの環境に近くなりました。もはやこれなしには過ごせません。マツダコネクトに標準で着いているDACやアンプよりもDSPについているものの方がまともでしょうし、特にデミオについているマツダコネクトのオーディオユニットは他車種よりも安物のようですので、とりわけ効果を実感できるのではないでしょうか。慣れてしまえばありがたみを感じなくなるかもしれませんが、しばらくは車に乗るのが楽しみになりそうです。
とはいえ、暫定的につないだだけですので、電源ケーブルがまだ片付いていません。コネクタがアクセルペダルの近くにありますので、きちんと電源ケーブルを隠さなければなりません。スカッフプレートを取り外して、さらに運転席側のフロントサイドトリムを取り外すと電源ケーブルを通せるようになります。スカッフプレートに丁度良い切り欠きがありますので、そこに通します。また、運転席のシートの乗っているレールの上にケーブルを通すとシートを前後に動かした際に挟んで断線するおそれがありますので、ケーブルはレールの下に通します。スカッフプレートを手だけで取り外そうとしたらなかなか外れなかったのですが、棒をねじ込んで梃子の原理で押し上げれば外せます。一旦外せれば、次回以降の着脱は比較的容易です。
マツダコネクト側での音源の選択や再生・停止の動作は通常通り可能ですし、マツダコネクト側での音量調整も可能です。音源側の音圧を高くするため、マツダコネクト側の音量を大き目にして、リモコンで操作するDSP側の音量を下げるのがコツのようです。
DSPの設定は特に凝ったことをしておらず、DJデミオ純正スピーカー向けのプリセットを選んだだけですが、音楽再生が始まった瞬間に音が激変したことを感じました。今までは6か所のスピーカーからそれぞれ音が鳴っていた感じだったのですが、普通に音楽を聴いているときの環境に近くなりました。もはやこれなしには過ごせません。マツダコネクトに標準で着いているDACやアンプよりもDSPについているものの方がまともでしょうし、特にデミオについているマツダコネクトのオーディオユニットは他車種よりも安物のようですので、とりわけ効果を実感できるのではないでしょうか。慣れてしまえばありがたみを感じなくなるかもしれませんが、しばらくは車に乗るのが楽しみになりそうです。
とはいえ、暫定的につないだだけですので、電源ケーブルがまだ片付いていません。コネクタがアクセルペダルの近くにありますので、きちんと電源ケーブルを隠さなければなりません。スカッフプレートを取り外して、さらに運転席側のフロントサイドトリムを取り外すと電源ケーブルを通せるようになります。スカッフプレートに丁度良い切り欠きがありますので、そこに通します。また、運転席のシートの乗っているレールの上にケーブルを通すとシートを前後に動かした際に挟んで断線するおそれがありますので、ケーブルはレールの下に通します。スカッフプレートを手だけで取り外そうとしたらなかなか外れなかったのですが、棒をねじ込んで梃子の原理で押し上げれば外せます。一旦外せれば、次回以降の着脱は比較的容易です。
2019年2月2日土曜日
とりあえずSound Tuneを単体で使ってみました
DEQ-1000A-MZはまだ稼働できていませんが、Sound Tuneというスマホアプリ自体は単体でも使えますので、そちらで音楽再生してみました。DEQ-1000A-MZを通さないと車種ごとのタイムアライメントの補正はできませんし、車内のスピーカーごとの設定もできませんが、それ以外の音源側の設定はこれだけでもできます。
アプリの一番左のLibraryのアイコンをクリックすると音楽プレイヤーが表示されます。スマホの音源が自動で表示されますので、あとは普通に音楽プレイヤーとして使うだけです。真ん中のアイコンがイコライザーで、何種類かのプリセットと、2種類のカスタム設定があり、好みに応じて設定できます。iOS標準のイコライザだとプリセットの中からしか選べませんが、こちらは任意で設定できます。これでイコライザー付きの音楽プレイヤーとして使うことができます。
イコライザーのいくつかのプリセットを試してみたところ、それぞれ違うものの、著しく違うわけではありません。あまり加工しすぎたら音楽でなくなってしまいます。iOSのMusicアプリから再生する場合よりも音量が小さめですので、マツダコネクト側の音量を一回り上げる必要があります。iOSの場合、標準のMusic以外で音楽再生することが想定されていないようで、Sound Tuneを立ち上げた状態で接続しないと標準のMusicアプリから再生されます。音量が小さかったらSound Tuneからの再生、音量が大きかったらMusicからの再生とわかりやすいのですが、意図した通りの音楽プレイヤーで再生されないことがあるのは不便です。iOSにデフォルトの音楽再生アプリを指定する設定項目があればよいのですが。
アプリの一番左のLibraryのアイコンをクリックすると音楽プレイヤーが表示されます。スマホの音源が自動で表示されますので、あとは普通に音楽プレイヤーとして使うだけです。真ん中のアイコンがイコライザーで、何種類かのプリセットと、2種類のカスタム設定があり、好みに応じて設定できます。iOS標準のイコライザだとプリセットの中からしか選べませんが、こちらは任意で設定できます。これでイコライザー付きの音楽プレイヤーとして使うことができます。
イコライザーのいくつかのプリセットを試してみたところ、それぞれ違うものの、著しく違うわけではありません。あまり加工しすぎたら音楽でなくなってしまいます。iOSのMusicアプリから再生する場合よりも音量が小さめですので、マツダコネクト側の音量を一回り上げる必要があります。iOSの場合、標準のMusic以外で音楽再生することが想定されていないようで、Sound Tuneを立ち上げた状態で接続しないと標準のMusicアプリから再生されます。音量が小さかったらSound Tuneからの再生、音量が大きかったらMusicからの再生とわかりやすいのですが、意図した通りの音楽プレイヤーで再生されないことがあるのは不便です。iOSにデフォルトの音楽再生アプリを指定する設定項目があればよいのですが。
2019年2月1日金曜日
カロッツェリアマツダ車専用 デジタルプロセッシングユニット DEQ-1000A-MZを購入しました
速く走ることには興味がありませんが、車での移動を快適に過ごしたいと思っておりますので、車内での音楽再生環境の改善には興味があります。マツダコネクト本体の改善に期待するくらいならサードパーティー製品をつける方が手っ取り早いだろうと思い発注しました。
本体が到着する前に取扱説明書と取付説明書をパイオニアのサイトからダウンロードできましたので、一足先に取付方法を予習しました。取付説明書では運転席側のフロントスカッフプレートと運転席側のフロントサイドトリムという2枚のプラスチックカバーを取り外すよう書いてあるため、まずフロントスカッフプレートを外そうと試みました。前後の爪は簡単に外れたものの、そこから先で思うように外れません。しかし中を覗き込んでみたら、チューナーアンプユニットが見えました。直接接続することもできそうですが、そうすると配線が外を這うことになりますので、安全上の観点からもなるべくプラスチックカバーの中に通したいものです。
予約注文したのですが初期ロットが瞬殺されてしまったようで、ずっと音沙汰なしでしたが、1か月半くらい経ってから突然発送されました。早速取り付けてみました。チューナーアンプユニットのコネクタは20ピンのものと24ピンのものと2種類ありますが、DJデミオは24ピンのものを使います。アクセルペダル付近に下向きにつながっているコネクタが2か所あるのですが、奥にある大きい方のコネクタがスピーカーとつながっているものです。比較的新しい車種だと20ピンのようですが、20ピンのケーブルも付属していますので問題ありません。一通り繋いでみたものの電源が入らず。調べてみたところ、24ピンのコネクタがやたら固くてなかなか奥まで入らないようです。たしかに完全に入った手ごたえはありませんでした。気を取り直して再度差し込もうとしたのですが、なかなか入らず。DSPの白いコネクタを車に挿すのは比較的容易でしたが、車のスピーカーケーブルのコネクタを赤いコネクタに挿すのに苦労しました。赤いコネクタから生えている金属の棒が白いコネクタの穴に正しく入らず引っかかっているようでしたので、コネクタの向きを少しづつずらしながら押し込んだら、やっと入りました。赤いコネクタの方を先につないでから白いコネクタを車に挿すことでやっと電源を取れるようになりました。金型が良くないのか、工作精度が低いようです。
次はスマホにつないで設定ですが、特に凝ったことをするつもりはありませんので、DJデミオ向けのセッティングに変更しただけでした。とりあえずスマホの音源を鳴らしてみましたが、リモコン経由でないと音量を調整することすらできないのは不便でした。また、コマンダーノブの音楽再生用のボタンを使えなくて、音源を選択することすらできなくなりました。しかしこれは正常な動作ではありませんので、何かあるのかもしれません。
そうしているうちにUSB経由で鳴らしていた音源まで音が出なくなりました。正常なときには電源ランプが青点灯するのですが、このときには赤く点滅していました。どうやら保護機能が働いて電源が切れたようですが、原因がよくわかりません。ただでさえ操作が不便なのに音まで出なくなってしまってはDSPをつなぐ意味がありませんので、一旦取り外しました。そのためまだ音質を評価するに至っていません。
普段は古いiPod touchを車載用にして音楽再生しているのですが(古いiPodの活用法としてこれに勝るものなし)、古いiPod touchだとSound Tuneに対応していないため、DSPに接続しても操作が全くできません。かといって普段使っているスマホを車に乗るたびにいちいち車につなぐのも面倒です。
とりあえずせっかくのマツダコネクトの操作性を殺してしまうのは実にもったいないので、BOSEのようにメーカーオプションに採用してもらってマツダコネクトと一体で操作できるようUIを改善するのが次のステップではないでしょうか。間にDSPを挟むにしても従来通りの操作で音楽再生できるようにしてほしいものです。
音が鳴るようになるまでもうしばらく頑張ってみるつもりですが、一旦ここで切ります。
2019年1月26日土曜日
車のシガーソケットはいつまで必要なのだろうか
シガーソケットはもともとは車内のDC12V電源でニクロム線のライターを加熱するためのものでしたが(ガス欠が無く常時使用できるすぐれもの)、今や喫煙率が低下し、シガーライターは新車には装備されておらず、単にDC12V電源を取るためのスロットになってしまいました。
車では長年使われていて汎用性があるのは確かですが、いまどきの給電ポートに比べて場所を取りますし、車以外では全く汎用性がありません。USBで給電しようとすると専用のDCアダプターを装着する必要があります。スマホを充電できる程度の2A対応の製品は広く出回っていますが、PCに給電できるDCアダプターは滅多に見かけません。LenovoのThinkPad用なら販売されていますが9000円程度と高価です。
そうしているうちにUSB PD対応のUSB Type-Cが普及しつつありますので、そろそろそういう車外で汎用性のあるものに置き換えることを検討する時期に差し掛かっているのではないでしょうか。もっとも、しばらくはシガーソケットのニーズもあるでしょうから、USB Type-Cからシガーソケットへのアダプタはあった方がよいかもしれません。シガーライターについては、USB Type-Cからシガーソケットへのアダプタをシガーライターとセットで販売すれば済むことです。
車では長年使われていて汎用性があるのは確かですが、いまどきの給電ポートに比べて場所を取りますし、車以外では全く汎用性がありません。USBで給電しようとすると専用のDCアダプターを装着する必要があります。スマホを充電できる程度の2A対応の製品は広く出回っていますが、PCに給電できるDCアダプターは滅多に見かけません。LenovoのThinkPad用なら販売されていますが9000円程度と高価です。
そうしているうちにUSB PD対応のUSB Type-Cが普及しつつありますので、そろそろそういう車外で汎用性のあるものに置き換えることを検討する時期に差し掛かっているのではないでしょうか。もっとも、しばらくはシガーソケットのニーズもあるでしょうから、USB Type-Cからシガーソケットへのアダプタはあった方がよいかもしれません。シガーライターについては、USB Type-Cからシガーソケットへのアダプタをシガーライターとセットで販売すれば済むことです。
マツダコネクトにmicroSDスロットがほしい
マツダコネクトのUSBメモリからの音楽再生も機能面では当初に比べてだいぶこなれてきました。あとは立ち上がりがもっと早ければと思う程度です。物理的にはUSBメモリをUSBスロットに挿すと出っ張りが邪魔ですのでこれを何とかしたくなってきます。せっかくですのでスマホのようにmicroSDを挿せれば場所を取らずに済みますし、USBスロットを空けることができます。microSDも128GBや256GBの製品の値段がだいぶこなれてきており、USBメモリと同じくらいの値段で購入できますので、手持ちの音源をすべて格納できます。スマホではとっくに実現していることですので、スマホ用の汎用部品で実装できないものでしょうか。いまどき使いもしないCD/DVDのスロットを潰せば十分に余裕があるはずなのですが。
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