2015年6月7日日曜日

NaviConを使ってみました

ミックウェアのカーナビになってから、NaviConに対応するようになったとのことで、早速使ってみました。そもそもNaviConが何であるかすら知りませんでしたので、NaviCon公式サイトで予習してみると、NaviCon対応のスマホアプリがたくさん出ていて、目的地を検索して目的地を決定すると、そのデータをUSB接続またはBluetooth接続でカーナビに送信できるようです。

複数の地点を設定することでルートプランを作成し、一括してカーナビに送信することも可能なようですが、あいにくマツダコネクトのカーナビはNaviConの目的地1箇所の転送にしか対応していません。都度送信し直す必要がありそうです。

出かける前や休憩中にスマホを操作して目的地を検索できますので、車に乗ってからカーナビを操作する時間と労力を節約できますし、僅かながらアイドリング時間を短縮して燃費を向上することもできます。

目的地の履歴が残りますし、似たような趣味の持ち主なら目的地も似ているだろうということでSNS的な使い方もできるようです。そうなると必然的に様々な用途ごとのNaviConアプリが乱立することになりますが、趣味は一つだけとは限りませんので、むしろプラットフォームを汎用化して、その上で様々なジャンルがある方が使いやすいのではないかと感じます(Twitterアプリが様々なジャンルごとに乱立している状況を想像してみてください)。

どのアプリを入れたらよいのかわかりませんので、とりあえずデンソー純正のNaviConおでかけサポートを入れてみました。

自宅で目的地を検索し、ナビに接続時に転送されるようにして車でBluetooth接続してみたものの、何も転送されませんでした。Bluetoothではだめなのかと思ってUSB接続も試したものの、何も転送されず。結局マップコードを手入力しましたので、却って余計な手間がかかりました。

帰宅後に調べてみると、まず、Bluetoothは用途別にペアリングが必要とのことで、一旦NaviCon用のペアリングが必要とのことでした。しかしUSB接続しても反応が無いのはどういうことかと思い、もう少し調べてみると、初期設定では「目的地の自動転送」がオフになっているとのことで、設定画面でオンにする必要がありました。「目的地の自動転送」をオンにすると、Bluetooth接続が確立した時点で「送信しますか」という画面になり、「OK」を押すとカーナビに送信されるようになりました。試しにBluetoothを切ってUSB接続にしてみましたが、こちらは認識されませんでした。普段、スマホはUSB接続せずにBluetoothでのみ接続していますので実用上は問題ないのですが。

Bluetooth接続が確立しているときにNaviConを操作して目的地を設定すると即座にカーナビに送信できますが、目の前にカーナビがあるときに敢えてNaviConを操作する理由があるとすればせいぜいブックマークから選んで送信するときくらいです。

目的地を立て続けに送信すると、一番最初に送信したのが目的地となり、次に送信したのが経由地となり、その次に送信したものは先に入力した経由地の1個手前の経由地になりました。目的地の前に経由地を挿入したい場合には、遠い所から順に送信すればよいようです。複雑なルートを入力したい場合には、予め目的地と経由地をブックマークに登録しておいて、ブックマークからそれらの目的地と経由地を送信すると車に乗ってからカーナビを操作する手間が省けます。