2018年12月20日木曜日

マツダコネクトナビ地図データの有償更新

初期型の車では、マツダコネクトナビPLUSの無償更新期間が2018年12月17日限りで終了しましたので、引き続き最新の地図データを取得するためには有償での更新が必要です。てっきり地図データをダウンロードする際に1年分の料金をクレジットカードで払うものかと思いきや、公式サイトでの発表では、なんとSDカードを買い直す必要があるとのこと。SDカードは車両と紐づける必要があることから、入庫して旧SDカードを引渡、車両と紐づけられた新SDカードを装着することになります。3年更新用のSDカードで48600円(税込み)、1年用(更新なし)のSDカードで21600円(税込み)です。

有償で地図データを購入するのは既に3年以上乗っているユーザーであり、あと何年乗れるかもわからないのにわざわざ新規に3年更新用SDカードを買い直すのはリスクがあります。SDカードは特定の車両と紐づいていますので、他の車への移植は不可能です。かといって1年用は安物のポータブルナビ並の値段ですので割高感があります。1年分といっても半年くらいタイムラグがありますので。

ポータブルナビならゴリラの最高級品でも5万円しませんし、地図データの無償更新に対応しています。マツダコネクトナビと同レベルの安いのでしたら1万円~2万円で買えます。ポータブルナビでしたら車を乗り換える際にも移植できます。毎年地図データを買うくらいだったら最新の安物のポータブルナビを毎年買っても費用はほぼ同じで、かつ毎年性能が良くなります。SDカードを買うたびに入庫する必要もありません。

既存車両でAndroid AutoやCarPlayを使えるようにするための追加キットが3万円~5万円で販売されるとなれば、同じ金額をそちらに充当してGoogle Mapを使う方がナビの使い勝手が良いですし、地図データもそこそこ早めに追随します。Navitimeの「カーナビタイム」もCarPlayに対応しています。複数のナビアプリから好みのものを選べるのは魅力的です。しかしこれを可能にするためのハードウェア改修キットは日本では未発表です。

どうせお金をかけるなら小手先の対策でなく恒久的な対策をしたいものです。そうなるとやはりAndroid AutoやCarPlayを使えるようにするのが一番ではないかと思います。早く追加キットが発表されればよいのですが。ぼやぼやしていると車が先に寿命を迎えてしまいます。