2016年10月26日水曜日

デミオディーゼルにアルミテープを貼ってみました

2016年9月にトヨタから「車体にアルミテープを貼ると帯電されていた電荷が放電されて車体周辺の空気が整流されて走りが良くなる」と発表されました。プロボックス等の商用車では既に製造時に目立たない所にアルミテープが貼られた状態で出荷されているとのことですので、必ずしも走り屋向けのオカルトとも言い切れないようです。

別に走り屋ではありませんし走り屋みたいに見られるのも嫌ですのでエアロパーツの類は一切つけていないのですが、外から見えない所にアルミテープを貼るだけで走りが良くなるならやってみる価値があろうと思って試してみました。やってみて効果が無くてもせいぜい500円程度の出費でしかありません。

動機は3つありました

  1. もともと車体後方の整流が悪いせいで車体後部が汚れやすいのに困っていました。リアウインドーが汚れると視界が悪くなり運転に支障します。かといってエアロパーツをつけるのは嫌ですので、ずっと我慢していました。
  2. 次は高速走行時の風切り音です。高速走行時はディーゼルエンジン特有のカラカラ音がしませんし、ロードノイズも速度相応ですが、風切り音が大きく、Bピラーから音が侵入してきますので耳元がうるさいのが気になっていました。デミオは限られたスペースにディーゼルエンジンを載せるために空力性能が若干犠牲になっているだろうかと思っていました。高速走行時に横風が吹くとリアが流されますし。
  3. もう1つは、新車装着タイヤのトーヨーProxes R39を履き潰してヨコハマブルーアース-Aに履き替えて以降、出足が少し良くなったり軽快に曲がるようになった反面、高速域でどっしりとした感じが損なわれて、高めの速度で曲線を通過する際の安定感が不足していると感じました。かといってG-ベクタリングコントロールを後付けするわけにもいかず、どうにかならないものかと思っていました。


スーパーに買い物に行ったついでにアルミテープを探していたのですがなかなか見つからず、最近になってやっと手に入りました。ホームセンターに行けばもっと簡単に手に入ることでしょう。

まず最初に貼ったのはステアリングコラムカバーの下です。ここなら目立ちませんし、直進安定性に絶大な効果があるとのことですので、貼らない手はありません。あとは目立たない場所ということでフロントバンパーの下とリアバンパーの裏側にも貼ってみました。さらに、サイドミラー下も目立たないし風切り音の発生源であることを思い出して、サイドミラーの下にも貼りました。

効果があるかどうかは実際に走ってみないとわかりませんので、特にギザギザに加工することもなく、割といい加減に貼りつけてしまいましたが、もし効果が出るならもっと丁寧に貼ってみようと思います。なにせ10mのアルミテープのうち、まだ1m弱しか使っていませんので、アルミテープの残りは十分にあります。ただ、なにぶん見えない場所に貼りますので、丁寧に作業するとなるとフロアジャッキのある場所で目視しながら作業したいものです。

どれくらい効果が感じられるかについては、実際に走ってみてから追ってお知らせしたいと思います。