2018年2月10日土曜日

エンジン制御プログラム更新後に高速道路を走ってみました

エンジン制御プログラムが更新され、出かけるのが楽しみと思っていた矢先、早速高速道路を走ることになりました。DE精密過給制御が導入されても街乗りでの加速が楽になるのが主で、高速道路では追越加速が楽になる程度かと思っていましたが、意外と高速道路でも乗りやすくなりました。

1.直進安定性

冬タイヤを履いていることもあり、あまり速度を出すつもりになれないのですが、なぜか直進安定性が向上して高速巡航が楽になりました。

直進安定性の向上の原因として真っ先に思い浮かぶのはG-ベクタリング・コントロールですが、サービスキャンペーンではDE精密過給制御とナチュラル・サウンド・周波数コントロールの記載しかありませんし、G-ベクタリング・コントロール向けにサスペンションセッティングの最適化も必要なはずです。Gモニターを見てみるとGの細かい変動が前よりも少なくなったのではないかと思えてきたものの、Gの細かい振動が皆無になったわけではありませんので、きちんと計測してみないとわかりません。

ナチュラル・サウンド・周波数コントロールは騒音低減だけでなく、騒音の元になる振動を相殺していますので、エンジン由来の振動は減少しているのかもしれません。

2.高速コーナー

タイヤの横剛性が低いと安定して通過できないのですが、従来よりも走りやすくなったような気がします。今のところ気のせいでしかありませんが、これは曲線通過速度を計測するとわかりますので、引き続き注視してみようと思います。

3.追越加速時の速度の伸び

従来よりも速度が伸びるようになりました。アクセルを踏んでから加速度が立ち上がるまでの時間が短くなったにせよ、加速度自体は向上していませんのでエンジンの性能によるものではないのではないかと推測します。むしろ、ナチュラル・サウンド・周波数コントロールの影響でエンジン音の低音成分が減少したことで、エンジン音を基準にした体感速度が低下したためにいつの間にか高い速度に到達してしまうのではないかと推測します。

4.燃費

同じような道を同じように走っているだけなのに、なぜか燃費が良くなりました。従来24km/Lくらいだった道で26km/Lを超えました。これはエンジンの煤を飛ばして燃焼効率が良くなったためでしょうか。あるいは、DE精密過給制御はアクセルの踏み込み速度が低いときにはあまり燃料を吹きませんので、高速巡航時には燃料を節約できているのでしょうか。

その後も燃費は好調で高速道路走行時に自己ベスト2位の平均燃費29.7km/Lを出したり、ある程度まとまった距離を走っても27km/Lくらいで走れています。