デミオの上級グレードにはフルオートエアコンが標準装備されていて、「花粉除去フィルター」が装着されているようです。花粉症の季節になって、その効果を確かめることができました。
当初は他の空気清浄機と同様に「花粉除去」なんて単なるお題目だろうと疑っていました。自宅では少し花粉症の症状が出て、外に出ても花粉症の症状が出ます。花粉症といっても目が少し痒くなるのと少し鼻水が出る程度ですので、花粉症の症状としては比較的軽い方です。しかし、車に乗っているときには花粉症の症状が出ません。花粉症の症状の重い人だとどうなるかわかりませんが、おそらくそれなりに症状が軽減されるのではないでしょうか。
なまじ自宅にこもっているよりも車で外出する方が体が楽かもしれません。花粉症の症状が出なければ春は散策に良い季節です。
2015年3月8日日曜日
CX-3の実車を見ました
某所でCX-3とすれ違いました。色はセラミックメタリックです。近くにディーラーがあるような場所ではありませんので、もしかしたら事前予約組の納車が始まっているのかもしれません。
すれ違いざまの一瞬のことですので印象に残った箇所しか記憶にありませんが、そのときの印象は以下の通りです。
すれ違いざまの一瞬のことですので印象に残った箇所しか記憶にありませんが、そのときの印象は以下の通りです。
- 大きさの割に存在感があります。フロントグリルの大きさのせいか、一回り大きいサイズに見えます。
- セラミックメタリックはとても似合っていました。たぶんデミオだと似合わない色だと思います。
- ライト下のフォグランプと方向指示器のハの字の部分がとても目立ちます。デミオよりもいかついです。これのおかげで一目でCX-3だとわかります。
- デミオよりも全高が5cm高いだけなのに、随分車高が高く見えます。裾部が黒いとかベルトラインが高いとか、見せ方によるものかもしれません。
- 全般的にデミオとは全然雰囲気が違います。諸般の事情により大きな車には乗れないけど、それでも車で格好をつけたい人に向いていそうです。Bセグメントの輸入車にはあまりいかつい車はありませんので。
- デミオの場合は「あの安売りされていてださかったデミオなのに」という意外性がある一方で、CX-3の場合は反対に「このエクステリアで」「この雰囲気で」「この値段で」という逆の意味での意外性がありそうです。
2015年3月4日水曜日
Mazda Toolboxのバージョンアップ
Mazda Toolboxを開いたところ、ソフトウェアの更新がかかりました。更新後にはバージョンが3.18.4になりました。更新前のバージョンは3.18.1だったようです。しかし、バージョンアップによって何がどう変化するのかの説明が全く無いため、バージョンアップによって何ができるようになるのかさっぱりわかりません。
2015年3月2日月曜日
山形県のタイムズカーレンタルでNEWデミオ体感キャンペーン
山形県内のタイムズカーレンタルで、新型デミオガソリン車が車種指定で30%引きで利用できるキャンペーンを実施しています。
対象はC1クラスないしC1Gクラスのガソリン車のみで、ディーゼル車は含まれません。尚、ディーゼルは1.5LなのでC2クラスないし4月からはC2Dクラスになるようです。ディーゼル車は高速道路や上り勾配では楽ですが、現地でレンタカーを借りてあちこち乗り回すのでしたら軽快なガソリン車も魅力的です。福島県内でガソリン車に乗ったときには、決してパワーのある車ではありませんが、青信号発進が連続するのでない限り、実用的なトルクは十分にあると感じました。
対象はC1クラスないしC1Gクラスのガソリン車のみで、ディーゼル車は含まれません。尚、ディーゼルは1.5LなのでC2クラスないし4月からはC2Dクラスになるようです。ディーゼル車は高速道路や上り勾配では楽ですが、現地でレンタカーを借りてあちこち乗り回すのでしたら軽快なガソリン車も魅力的です。福島県内でガソリン車に乗ったときには、決してパワーのある車ではありませんが、青信号発進が連続するのでない限り、実用的なトルクは十分にあると感じました。
2015年3月1日日曜日
マツダコネクトナビのETCレーンへの誘導
かねてから高速道路の料金所を通過するたびに、ナビがETCレーンではなく一般レーンに誘導しているのが気になりました。無視すれば済むことですので、しばらく放っておいたのですが、やはり鬱陶しいので調べてみると、FAQのページに設定方法が記載されていました。
早速設定を確認してみたところ、既に「ETCカードの有無」は「自動」になっており、「ETCレーン案内」も「オン」になっていました。「ETCカードの有無」が「自動」でだめならばということで、「オン」にすることで対応しました。ETCカードを挿さずに高速道路を走行することなんて滅多にありませんので。
もしやと思ってETC車載器のオプションを確認したところ、一番安い三菱電機製のETC車載器はナビ連動機能自体はあるものの、マツダコネクトのSDナビとは非連動でした。デンソー製ならマツダコネクトSDナビと連動させることもできるようですが、そのためには5000円以上高くなりますので、正直そこまでする気にはなれません。ナビと連動させると利用料金の履歴をマツダコネクトで表示できるようですが、ETCの履歴はクレジットカードの明細書でも参照できますし、利用証明書はETC利用照会サービスでウェブ経由で出力できますし、料金もドラぷら等のサイトで検索できますので、あまり必要を感じません。
ちなみに三菱電機製のETC車載器を選んだ理由は、一番安いからです。パナソニック製やデンソー製よりも少し安いので、ディーラーで理由を尋ねたところ、三菱電機以外の製品だと追加で金具が必要になるからとのことでした。性能と関係な金具のためにわざわざ余計にお金を出すまでもないと判断して三菱電機製を選びました。
上記の設定のもとで実際に高速道路を走ったところ、料金所ではETCレーンに誘導されました。やはり、ETCがナビ非連動の場合には「ETCカードの有無」を「自動」にせず手動で設定する必要があるようです。
早速設定を確認してみたところ、既に「ETCカードの有無」は「自動」になっており、「ETCレーン案内」も「オン」になっていました。「ETCカードの有無」が「自動」でだめならばということで、「オン」にすることで対応しました。ETCカードを挿さずに高速道路を走行することなんて滅多にありませんので。
もしやと思ってETC車載器のオプションを確認したところ、一番安い三菱電機製のETC車載器はナビ連動機能自体はあるものの、マツダコネクトのSDナビとは非連動でした。デンソー製ならマツダコネクトSDナビと連動させることもできるようですが、そのためには5000円以上高くなりますので、正直そこまでする気にはなれません。ナビと連動させると利用料金の履歴をマツダコネクトで表示できるようですが、ETCの履歴はクレジットカードの明細書でも参照できますし、利用証明書はETC利用照会サービスでウェブ経由で出力できますし、料金もドラぷら等のサイトで検索できますので、あまり必要を感じません。
ちなみに三菱電機製のETC車載器を選んだ理由は、一番安いからです。パナソニック製やデンソー製よりも少し安いので、ディーラーで理由を尋ねたところ、三菱電機以外の製品だと追加で金具が必要になるからとのことでした。性能と関係な金具のためにわざわざ余計にお金を出すまでもないと判断して三菱電機製を選びました。
上記の設定のもとで実際に高速道路を走ったところ、料金所ではETCレーンに誘導されました。やはり、ETCがナビ非連動の場合には「ETCカードの有無」を「自動」にせず手動で設定する必要があるようです。
2015年2月11日水曜日
iTunesの音楽ファイルをUSBメモリに移してみました
最近は64GBはおろか128GBのUSBメモリまで安く手に入るようになったため、iTunesの音楽ファイルがすべてUSBメモリに入るようになりました。そこで安くなったUSBメモリを購入し、音楽ファイルをUSBに移してみました。これならいちいちiPodを持ち込むまでもなくUSBメモリを挿しっぱなしにできて楽ですし、USBメモリはiPodよりもかさばらないため、スマホ置き場を有効に活用できますし、ケーブルが邪魔になることもありません。
手順は簡単で、iTunesの音楽ライブラリの中の全アーティストのフォルダをUSBメモリにコピーするだけです。最近はUSB3.0のおかげでだいぶ書き込み速度が速くなり、1時間もすればすべてコピーが完了します。プレイリストのコピーについては、「マツダコネクトのUSBプレイヤーでプレイリストを作成するには」を参考にしたところ、特に問題なくマツダコネクトからプレイリストを参照することができました。
最初にUSBメモリを挿す際に、マツダコネクトがUSBメモリ内の情報を読み込みますので、全曲が認識されるまでしばらく時間がかかります。最初のうちは、再生している曲のリストを記憶できずに、一番最初の曲に戻ってしまうのですが、ある程度落ち着いてくると、エンジン始動時にエンジン停止時の状態から再開できるようになります。
マツダコネクトはiPodには完全に対応しているようで、USBメモリからiTunesの音楽ライブラリを読み込んでもAACファイルは問題なく再生できますし、アルバムアートワークも表示されます。使い勝手はiPod接続時とほぼ同様です。音楽プレイヤーとしての機能はマツダコネクト側にあり、iPodを接続しても音楽データを読み込んでいるだけですので、それならばiPodを接続するまでもなく、USBメモリから音楽データを読み込めが済んでしまいます。膨大な量の音楽が指先ほどのUSBメモリの中に収まってしまうのですから、世の中便利になったものです。
ただし、シャッフル再生の際、一旦エンジンを止めてから再起動するとシャッフルが無効になってしまいます。どうやらこれは仕様のようで、始動時に再びシャッフルのボタンを押し直すことで対処していますが、出発時に余計な動作が増えるのは不便です。iPodを接続する場合には全く問題ないのですが。(→これについてはマツダコネクト交換後に解決されています)
シャッフルを諦めてアルバム単位でリピート再生するだけでしたら特に問題ありません。ただし、最初にアルバムを選ぶときだけは少々手間がかかります。
手順は簡単で、iTunesの音楽ライブラリの中の全アーティストのフォルダをUSBメモリにコピーするだけです。最近はUSB3.0のおかげでだいぶ書き込み速度が速くなり、1時間もすればすべてコピーが完了します。プレイリストのコピーについては、「マツダコネクトのUSBプレイヤーでプレイリストを作成するには」を参考にしたところ、特に問題なくマツダコネクトからプレイリストを参照することができました。
最初にUSBメモリを挿す際に、マツダコネクトがUSBメモリ内の情報を読み込みますので、全曲が認識されるまでしばらく時間がかかります。最初のうちは、再生している曲のリストを記憶できずに、一番最初の曲に戻ってしまうのですが、ある程度落ち着いてくると、エンジン始動時にエンジン停止時の状態から再開できるようになります。
マツダコネクトはiPodには完全に対応しているようで、USBメモリからiTunesの音楽ライブラリを読み込んでもAACファイルは問題なく再生できますし、アルバムアートワークも表示されます。使い勝手はiPod接続時とほぼ同様です。音楽プレイヤーとしての機能はマツダコネクト側にあり、iPodを接続しても音楽データを読み込んでいるだけですので、それならばiPodを接続するまでもなく、USBメモリから音楽データを読み込めが済んでしまいます。膨大な量の音楽が指先ほどのUSBメモリの中に収まってしまうのですから、世の中便利になったものです。
ただし、シャッフル再生の際、一旦エンジンを止めてから再起動するとシャッフルが無効になってしまいます。どうやらこれは仕様のようで、始動時に再びシャッフルのボタンを押し直すことで対処していますが、出発時に余計な動作が増えるのは不便です。iPodを接続する場合には全く問題ないのですが。(→これについてはマツダコネクト交換後に解決されています)
シャッフルを諦めてアルバム単位でリピート再生するだけでしたら特に問題ありません。ただし、最初にアルバムを選ぶときだけは少々手間がかかります。
2015年2月7日土曜日
CX-3とMini Crossover
当ブログでは基本的には実車に則した感想しか書かないつもりでいるのですが、そうはいってもやはりCX-3のことは気になります。CX-3のエクステリアを見て真っ先に思い浮かぶのはMini Crossoverです。Mini Crossoverならたまに乗っていましたし、近所でもよく見かけます。
Mini CrossoverはMiniのSUV版のように見えますが、実際には高速道路での移動も楽なファミリーカーとして使われている、なんちゃってSUVというかSUVもどきというか、SUVとは似て非なるものです。普通のMiniと比べて5ドアで後席が広くてかつ天井も高いので後席に人を乗せやすいですし、着座位置が高いので高速走行でも運転が楽ですし、車体が重いので高速道路でも安定して走ります。BセグメントのMiniがベースでありながら、車体が大きくて重くて値段も高いので、実質的にはCセグメント相当です。
Mini Crossoverの中で一番安いMini Crossover Oneの場合、エンジンは自然吸気1.6Lですが、車体が重いため、パワーには余裕がありません。エンジンを回せばよく走るのですが、高速走行ではおのずと回転数が高くなりますので、あまり静かではありません。もちろん、剛性感の高さや、速度が乗ってくるにつれて乗り心地が良くなるところはさすがドイツ車だと思いますが。
MiniのATはアイシンAW製の6ATで、DCTと違って低速域でも滑らかです。Dレンジでシフトレバーを倒すとマニュアルモードになるのはSkyactiv-Driveと同様です。シフトレバーを手前に引くとシフトアップし、前に倒すとシフトダウンするのもSkyactiv-Driveと一緒です。どんなに小さいサイズでもアクセルペダルはオルガン式であるのもマツダと同じです。
Mini Crossoverの上位モデルでは2Lのディーゼルエンジンを搭載したモデルもあって、それなら高速道路でも快適そうですが、あいにく実車に乗ったことはありません。たまに近所でBMW X1を見かけますが、ディーゼルエンジンのカラカラ音は昔ながらのものです。
そのようなことを念頭に置いてCX-3を見ると、様々な面でMini Crossoverに似ています。サイズやパッケージングはむろんのこと、なんちゃってSUVであることとか、ベルトラインが高いこととか、CピラーとDピラーが黒くて連続窓風になっていることとか、ホイール回りが黒いこととか、ホイールが大きいこととか、Bセグメント車がベースでありながら大きさや重さや値段がCセグメントに匹敵していることとか、小さいけれども良い車をアピールしようとしていることとか、敢えてMiniの中で売れ筋のMini Crossoverにぶつけてきているのではないかという気がします。
数字を比較してみると、Mini Crossover Cooper Dのエンジンの最大トルクは1500回転から2500回転まで270NmでCX-3と同じです。出力は112ps/4000rpmで、CX-3の105ps/4000rpmよりも少し大きいです。MiniのディーゼルエンジンもCX-3のディーゼルエンジンと同様の可変ジオメトリのシングルターボです。排気量はMiniの2Lに対してCX-3は1.5Lです。排気量は違うものの、出力特性の数字は似ています。JC08燃費はMini Crossover Cooper Dの16.3km/Lに対し、CX-3では20~25km/L程度と予想されており、排気量の差と後述の車体重量の差が燃費の差に結びついているようです。
車体の大きさはMini Crossoverの4105x1790x1550に対してCX-3では4275×1765×1550と似通っている上に、全高を合わせています。ホイールベースはMini Crossoverの2595mmに対し、CX-3はデミオと同じく2570mmです。トレッドはMini Crossoverが1535mm/1560mmに対して、CX-3は1525mm/1520mmです。ほぼ同じサイズですが、Mini Crossoverの方が若干ホイールベースが長く、オーバーハングが短いので、高速走行では有利そうです。
重量はMini Crossover Cooper Dが1410kgに対してCX-3が1260kgとなんと150kgもの差があり、2Lエンジンと1.5Lエンジンとの重量の違いもありますが、車体重量の差も効いているようです。出力特性がほぼ同じですので、数字を見る限りでは走りについてはより軽量なCX-3の方が有利そうに見えますが、実際の走りについては実車に乗って比較しない限りわかりません。Mini Crossoverの1.6Lガソリンエンジン車は1350kgで、これでもCX-3よりも90kg重いです。CX-3のリアサスペンションがトーションビームに対してMiniは一番小さい3ドアのでもマルチリンクですので、サスペンションの重量差も効いているのかもしれません。
本体価格はMini Crossover Oneが275万円、Mini Crossover Cooper Dが341万円で、CX-3の本体価格は240万円~300万円くらいの範囲と予想されていますが、輸入車の価格が国産車の価格の1.5倍であることを考慮すると、日本での40万円の価格差はさほど大きく感じられません。ちなみにデミオディーゼルと普通のMiniの本体価格の差は70万円~150万円ほどあり、同じ予算での比較対象にはなりませんが、Miniの本体価格を1.5で割って国産車価格に換算するとほぼ同じになります。
CX-3がMini Crossoverと一線を画そうとしているように見えるのは、ディーゼルエンジンで静粛性を追求しているところです。BMWのディーゼルエンジンが苦手な部分を突いてきている印象があって、それはデミオが微速域での滑らかさを追求することでポロが得意でない部分を突いてきているのに似ています。CX-3にはアイドリングストップがついていますが、Miniのディーゼルエンジンにはアイドリングストップがありませんので、停止時の静粛性については圧倒的な差があります。
Miniが独特なのは、どんなサイズであってもどんなカテゴリーであってもどんなパッケージであってもMiniにしか見えないことで、「でかいミニ」という矛盾した存在までいます。Miniのデザインにすると必然的にクラスレスになり、どのカテゴリーにも属さない、Miniとしか言いようのないものになってしまいます。CX-3の広報で「クラスレスでどのカテゴリーにも属さない車にする」というのを聞いたとき、クラスレスでどのカテゴリーにも属さないMiniを思い出さずにいられませんでした。
Mini CrossoverはMiniのSUV版のように見えますが、実際には高速道路での移動も楽なファミリーカーとして使われている、なんちゃってSUVというかSUVもどきというか、SUVとは似て非なるものです。普通のMiniと比べて5ドアで後席が広くてかつ天井も高いので後席に人を乗せやすいですし、着座位置が高いので高速走行でも運転が楽ですし、車体が重いので高速道路でも安定して走ります。BセグメントのMiniがベースでありながら、車体が大きくて重くて値段も高いので、実質的にはCセグメント相当です。
Mini Crossoverの中で一番安いMini Crossover Oneの場合、エンジンは自然吸気1.6Lですが、車体が重いため、パワーには余裕がありません。エンジンを回せばよく走るのですが、高速走行ではおのずと回転数が高くなりますので、あまり静かではありません。もちろん、剛性感の高さや、速度が乗ってくるにつれて乗り心地が良くなるところはさすがドイツ車だと思いますが。
MiniのATはアイシンAW製の6ATで、DCTと違って低速域でも滑らかです。Dレンジでシフトレバーを倒すとマニュアルモードになるのはSkyactiv-Driveと同様です。シフトレバーを手前に引くとシフトアップし、前に倒すとシフトダウンするのもSkyactiv-Driveと一緒です。どんなに小さいサイズでもアクセルペダルはオルガン式であるのもマツダと同じです。
Mini Crossoverの上位モデルでは2Lのディーゼルエンジンを搭載したモデルもあって、それなら高速道路でも快適そうですが、あいにく実車に乗ったことはありません。たまに近所でBMW X1を見かけますが、ディーゼルエンジンのカラカラ音は昔ながらのものです。
そのようなことを念頭に置いてCX-3を見ると、様々な面でMini Crossoverに似ています。サイズやパッケージングはむろんのこと、なんちゃってSUVであることとか、ベルトラインが高いこととか、CピラーとDピラーが黒くて連続窓風になっていることとか、ホイール回りが黒いこととか、ホイールが大きいこととか、Bセグメント車がベースでありながら大きさや重さや値段がCセグメントに匹敵していることとか、小さいけれども良い車をアピールしようとしていることとか、敢えてMiniの中で売れ筋のMini Crossoverにぶつけてきているのではないかという気がします。
数字を比較してみると、Mini Crossover Cooper Dのエンジンの最大トルクは1500回転から2500回転まで270NmでCX-3と同じです。出力は112ps/4000rpmで、CX-3の105ps/4000rpmよりも少し大きいです。MiniのディーゼルエンジンもCX-3のディーゼルエンジンと同様の可変ジオメトリのシングルターボです。排気量はMiniの2Lに対してCX-3は1.5Lです。排気量は違うものの、出力特性の数字は似ています。JC08燃費はMini Crossover Cooper Dの16.3km/Lに対し、CX-3では20~25km/L程度と予想されており、排気量の差と後述の車体重量の差が燃費の差に結びついているようです。
車体の大きさはMini Crossoverの4105x1790x1550に対してCX-3では4275×1765×1550と似通っている上に、全高を合わせています。ホイールベースはMini Crossoverの2595mmに対し、CX-3はデミオと同じく2570mmです。トレッドはMini Crossoverが1535mm/1560mmに対して、CX-3は1525mm/1520mmです。ほぼ同じサイズですが、Mini Crossoverの方が若干ホイールベースが長く、オーバーハングが短いので、高速走行では有利そうです。
重量はMini Crossover Cooper Dが1410kgに対してCX-3が1260kgとなんと150kgもの差があり、2Lエンジンと1.5Lエンジンとの重量の違いもありますが、車体重量の差も効いているようです。出力特性がほぼ同じですので、数字を見る限りでは走りについてはより軽量なCX-3の方が有利そうに見えますが、実際の走りについては実車に乗って比較しない限りわかりません。Mini Crossoverの1.6Lガソリンエンジン車は1350kgで、これでもCX-3よりも90kg重いです。CX-3のリアサスペンションがトーションビームに対してMiniは一番小さい3ドアのでもマルチリンクですので、サスペンションの重量差も効いているのかもしれません。
本体価格はMini Crossover Oneが275万円、Mini Crossover Cooper Dが341万円で、CX-3の本体価格は240万円~300万円くらいの範囲と予想されていますが、輸入車の価格が国産車の価格の1.5倍であることを考慮すると、日本での40万円の価格差はさほど大きく感じられません。ちなみにデミオディーゼルと普通のMiniの本体価格の差は70万円~150万円ほどあり、同じ予算での比較対象にはなりませんが、Miniの本体価格を1.5で割って国産車価格に換算するとほぼ同じになります。
CX-3がMini Crossoverと一線を画そうとしているように見えるのは、ディーゼルエンジンで静粛性を追求しているところです。BMWのディーゼルエンジンが苦手な部分を突いてきている印象があって、それはデミオが微速域での滑らかさを追求することでポロが得意でない部分を突いてきているのに似ています。CX-3にはアイドリングストップがついていますが、Miniのディーゼルエンジンにはアイドリングストップがありませんので、停止時の静粛性については圧倒的な差があります。
Miniが独特なのは、どんなサイズであってもどんなカテゴリーであってもどんなパッケージであってもMiniにしか見えないことで、「でかいミニ」という矛盾した存在までいます。Miniのデザインにすると必然的にクラスレスになり、どのカテゴリーにも属さない、Miniとしか言いようのないものになってしまいます。CX-3の広報で「クラスレスでどのカテゴリーにも属さない車にする」というのを聞いたとき、クラスレスでどのカテゴリーにも属さないMiniを思い出さずにいられませんでした。
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