2015年9月9日水曜日

マツダコネクトをバージョンアップしてきました(55→56)

このたびマツダコネクトのバージョンを55から56に上げました(プレスリリースはこちら)。FAQページの記載によると今回のバージョンアップではUSBデバイスで音楽再生をする際にレジュームが効かない(エンジン再始動時に最初の曲に戻ってしまう)という不具合を「低減させた」(「解消した」ではない)とのことで、いつも不満に思っていた箇所が多少は良くなるならばということで、マツダコネクトだけのために入庫しました。

CMUのバージョンアップ程度でしたら作業自体はさして難しくありませんので、自分でデータをダウンロードできれば自分でやってしまいたいところなのですが、マツダコネクトはディーラーによる保証対象ですので、素人が変に触ると保証しきれないでしょうし、中には自力でやろうとして失敗する人も出てくるでしょうから、素人には触らせたくないのでしょう。

今までのバージョン55では、USBメモリを挿して音楽再生する際に、エンジン停止からある程度時間が経過してからエンジンを再始動すると、最初の曲に戻ってしまうことがよくありました。普段は曲をシャッフル再生していますので、最初に戻るたびに同じ曲を何度も聴くことになるのが不便でした。近所への買い物で乗る程度でしたらむしろラジオをつけている方がはるかに精神衛生上良いのですが、長距離を移動するとなるとラジオ局の周波数がめまぐるしく変わりますので、USBメモリによる音楽再生に不具合があると困ります。

入庫時に「1時間ほどかかる」と言われましたが作業は40分ほどで完了しました(20分はいざというときのための余裕分でしょう)。また、「今までのユーザーデータが消えてしまう」と言われましたが、起動してみるとカーナビのお気に入りや自宅のデータは残っていました。OSの上書きでしたらユーザーデータが消えることはありませんが、万一クリーンインストールが必要になる場合に備えてのことでしょう。「ユーザーデータのバックアップを取れますか?」と尋ねたところ、そういう要望を受けているがまだ実現していないとのことでした。そういう部分こそバージョンアップしてほしいものです。

バージョンアップの効果はまだ体感できるほどではありませんので、しばらく様子を見てみようと思います。何か分かり次第追ってご報告する予定です。