2015年9月25日金曜日

i-DMで4th Stageに昇格しました

最近になって時折5.0点が出るようになり、いつのまにか平均点が上がり、1週間くらい前にやっと平均点が4.8点になって☆が1個点灯しました。そのときは1個きりだったのですが、数日前になってまた平均点が4.8点に戻り、☆が1個点灯し、たまたま比較的高い点が出たこともあって順調に☆が増えていき、ついに☆が5個揃って4th Stageに昇格しました。1stから2ndに昇格したときも2ndから3rdに昇格したときもいつの間にか昇格していましたので、☆が1個づつ増えて5個揃ったのは初めてです。

2nd Stageから3rd Stageに昇格するまで半年くらいかかり、長いこと4点台後半をうろうろして、やはりこれが自分の実力なのではないかと思っていたのですが、3rdから4thへは1ヶ月半でした。特別なことは何もしておらず、ひたすら急アクセル急ブレーキ急ハンドルを避けることを心がけ、白点灯したら軌道修正し、青点灯したらその状態を体で覚えるということの繰り返しでしかありません。多少評価基準が厳しくなるにせよ、どのステージでも本質的な部分は同じだと思います。

ブレーキで白点灯するのは危険回避のときと停止時です。停止時に徐々にブレーキを戻しても前方に荷重が乗っている状態だと停止時にカックンとなり白点灯します。早めにブレーキを戻して荷重を後ろに移動させると停止時にあまりブレーキを戻さなくても青点灯します。危険回避の際には一気にブレーキを踏むしかなくて、そういう場面を避けるために車間距離を確保して前方の車の動きを予測すべきなのですが、混雑する道路で車間距離を取ると割りこまれますし、合図も出さずに進路変更する車がいたり、明らかに車間距離が足りないのに急に割り込んでくる車がいたり(白点灯させられるので余計に腹が立ちます)、自助努力だけでは対処しがたい場面が多いです。前の車や横の車が法律通りに進路変更の3秒前にきちんと合図を出していればその3秒で対処できるのですが。

ハンドルで白点灯するのはハンドルを戻すときが多いです。ハンドルを切るときには徐々にハンドルを切るよう心がけているのですが、戻すときにスッと戻してよく減点されます。危険回避で急ハンドルを切るときにも当然白点灯しますが、ほとんどそういう場面はありません。ハンドルの切り始めで白点灯するのは曲がり角で大きくハンドルを切るにも関わらず十分に減速していなかったときです。

アクセルで白点灯するのは急加速というよりもむしろ上り坂でトルクが足りなくてキックダウンするときが多いです。AT車の仕様上、それで減点されると困るのですが、これはパドルシフトを活用すれば回避できそうです。アクセルを戻すときにも急に戻して白点灯しやすいです。

i-DMの目的は運転技量の向上とそこから派生する安全で燃費がよく同乗者にやさしい運転であって、点数はあくまでも結果でしかありませんので、点数を上げるための運転はおすすめできないのですが、しいて言えば、ある程度青点灯させることができるようになったら、あまり欲張らずに白点灯させない程度でいいやと思って運転しながら結果的に時折青点灯を出すと、緑点灯の4.5点からスタートして青点灯のプラス点が積み上がって上限の5.0点になります。

i-DMの点数を上げるためだけの特別なテクニックというのはそれこそ検査のときだけ検査用の制御に切り替えるVWのディーゼルエンジンみたいなもので、点数が高くても本来の実力を反映したものになりませんし、実力も向上しませんし、無理な運転をしても楽しくないのではないでしょうか。