2015年9月14日月曜日

マツダコネクトVer.56でもレジュームされない問題は解決されず

マツダコネクトのバージョンを56に上げたものの、USBメモリで音楽再生する際にレジュームされない(エンジン始動時に一番最初の曲に戻ってしまう)症状が引き続き発生しています。あいにくどのような条件で再現するかまではわかりません。

一つの仮説として、曲の再生位置が揮発メモリに保持されていて長時間エンジンを停止しているとコンデンサから放電されてしまうというのを考えついたのですが、エンジン停止時間が短時間でも発生しますし、反対に数日ぶりにエンジンを起動してもレジュームされることもあります。OS内に一時ファイルを作ってそこに曲の再生位置の情報を記録すれば解決しそうに思えますが、それならレジュームできないこともないはずで、今回のバージョンアップで何をどう変えたのかよくわかりません。

USBメモリで音楽再生する際に再生位置を記録するのが難しいという考え方もあるようですが、ランダム再生を選択してもいつも同じ順番で「ランダムに」再生されます。これは再生順序がどこかでファイルに書き込まれていなければありえません。曲のランダム再生での再生順序はきちんと保持されているのに、再生位置の情報が保持されないというのは、一体何が原因なのでしょう。本当にランダムに再生されるのでしたらレジュームなんてされなくても常に無作為抽出されますので、レジュームされない不具合があってもランダム再生する分には困らないのですが、どういうわけか再生順序はきちんと保持されますので、レジュームされなくて最初の曲に戻るとまた同じ順番で「ランダムに」再生された曲を聴くことになります。

たしかに、自動車というのはエンジン始動でいきなり電源が入ってエンジン停止でいきなり電源が落ちるという、PCではありえない仕様ですので、通常のシャットダウン動作をできないという点は考慮すべきかもしれません。しかし実際にはエンジンを停止してからシステムが完全に停止するまでにある程度の時間がありますし、同じ状況でもオドメーターがリセットされたりすることはありませんので、単にOSの作りこみの問題ではないかと考えます。