2015年8月8日土曜日

i-DMで3rd Stageに昇格しました

最近はi-DMの目的は滑らかな運転であって点数は結果でしかないと考えて、あまり点数を意識せずに運転していたのですが、久しぶりに点数を見たらなんと3.5点でした。いつの間にかこんなに下手になっていたのかと驚きながらよく見ると3rd Stageになっていました。もとから運転のうまい人はコツを掴めば2週間くらいで3rd Stageに到達するようですが、もともと運転がうまかったわけではありませんので、半年以上かかりました。

ここまで来られたのもひとえにマツダのi-DMのおかげで、他社の車に乗っていたら運転が改善することもなかったことでしょう。i-DMは数百万円の大枚をはたいて車を買ってくれた顧客に対して「ヘタクソ!」と言い切ってしまう、とても野心的なシステムなのですが、運転がうまくなる方が気持ちよく運転できますし、長時間運転しても疲れにくくなりますし、燃費も良くなりますので、長い目で見ればユーザーエクスペリエンスの改善に貢献しているのではないでしょうか。

もっとも、i-DMは単に「ヘタクソ!」と言うだけのシステムではなく、「急加速、急減速、急ハンドルを避ける」という明確な指針に基づいていますので、「なぜ白点灯したか」「どうすれば白点灯させずに済むか」がわかりやすく、運転操作の改善に結びつきやすいからこそ「ヘタクソ!」と言うことに意味があるのではないかと考えます。

2nd Stageだった頃は4点台後半をうろうろしていて、平均点が4.7点くらいでしたので、3rd Stageに昇格したことを考慮しても2nd Stageの4.8点が3rd Stageの3.5相当なのでしょう。この点数でしたら、当分の間はステージを気にせず運転操作の改善に専念することになりそうです。たしかに白点灯の基準が厳しくなっていて、普通の角を曲がる際にも気を付けないと白点灯するようになりました。当面はここが課題になりそうです。尚、3.5点だったのは昇格直後にたまたま点が低かったようで、しばらく走ったら平均点が4.4まで上がっていました。

ちなみにi-DMは運転操作の滑らかさを評価するシステムですので、たとえ車庫入れが下手で何度も切り返しても、運転が滑らかである限り減点されません。通常は車庫入れの際には微速で走行しますので、よほどのことがない限り白点灯しません。急ブレーキでは減点されますので、車間距離を十分に取って周辺の状況をよく見ながら先読みして運転することは求められますが、i-DMは必ずしも運転技量全般を評価することはできません。