2015年12月16日水曜日

DPF再生と燃費

DPF再生の都度、燃料を多く噴射するために燃費が悪化するのはよく知られていることですが、DPF再生後にはDPF再生前よりも燃費が向上するように見受けられます。

DPFが詰まってくると徐々に平均燃費が落ちてきて、DPF再生が始まると平均燃費が一気に1~2km/Lくらい低下します。この間はi-Stopのランプが消えますのですぐにわかります。DPF再生が終わるとそれまで低下していた平均燃費が元に戻るのですが、平均燃費が元に戻るということは落ち込み分を上回るくらいの燃費向上が必要です。DPFの詰まりが取れて排気が良好になっているのでしょう。

DPFには圧力センサーがついていて、圧力が一定値を上回るとDPF再生が始まり、一定値まで低下するとDPF再生を終了させるのではないかと推測します。DPF再生直後にはDPFへの圧力が低く(排気が詰まりにくい)、DPF再生直前には圧力が高い(排気が詰まりやすい)のでしょう。