2015年12月13日日曜日

デミオディーゼルの冬場の燃費

長距離移動時の1km当たりの燃料コストが低いのがデミオディーゼルの長所ですが、冬場になると燃費が悪化します。車内の燃費計で平均燃費を表示させていると、数時間走らせてやっと夏場並の燃費に戻ります。燃費は運転のしかたや道路状況に左右されますので、正確な数字を出すのは難しいですが、平均するとだいたい2km/Lくらい、10%くらいの差が出ます。

要因はいくつかあって、
  • スタッドレスタイヤ
  • 冬用軽油(夏用よりも凍結しにくい反面、灯油成分の含有量が多く、燃費が落ちる)
  • 冷温始動時のEGR
  • 放熱しやすいアルミブロックのエンジン
  • 同様に放熱しやすい小型エンジン
あたりが思い当たります。タイヤと軽油に関してはあまり選択の余地がありませんが、エンジンが冷えすぎないような工夫が必要かもしれません。暖機運転が正攻法なのですが、暖気のために燃料を使いますし、低負荷だとエンジンが温まるのに時間がかかります。