2021年6月3日木曜日

CDをかけてみました

CD/DVDドライブはメーカーオプションで抱き合わせで買わされただけであって、普段は音楽の入ったUSBメモリを挿しっぱなしにして使っていますが、せっかくですので試しにCDをかけてみました。普段圧縮音源ばかり聴いていますので、久しぶりに無圧縮のCDの音を聴いてみるとさすがに音の迫力が違うものだなと感じました。車の中は振動が多くて光学メディアには不向きな環境のはずですし、夏には温度も上昇しますが、それでもごく普通に音飛びなく再生したり録音できたりするのは大したものです。

しかしCD音源だと「不明なアーティスト」「不明なアルバム」「トラック1」といった表示しかできません。CDプレイヤーというのは当然そういうものですが、曲名のデータが含まれている音源にばかり接していると改めて古いなと感じました。

マツダコネクト2にはCDリッピング機能というのがありますので、必要ではないのですが試しに使ってみました。CD再生中に「録音」ボタンを押すと録音が開始される方式です。ただ、中途半端なタイミングで録音ボタンを押したときにそこから録音が開始されるのか、それともCDまるまる1枚のデータが録音されるのかよくわかりません。CD1枚分の再生が完了するまでに何度かエンジンを止めましたが、それでも全曲の録音が完了していましたので、CDのデータを読み取るのと読み取った音楽データを再生するのは同時ではないのかもしれません。マツダコネクトの設定で、CDを入れたらただちに録音が開始されるように設定することも可能です。また、標準音質(128kbps)か高音質(256kbps)かを選ぶことも可能です。MP3なのかAACなのかは不明です。

ソース選択画面で「メモリオーディオ」を選択すると録音された音源を選ぶことができます。録音された音源の方も「不明なアーティスト」「不明なアルバム」「トラック1」といった表示しかできませんが、録音された年月日と時刻で区別されているようです。しかし1枚か2枚くらいでしたらまだしも、それなりの枚数のCDを録音してしまったら「いつ録音したものか」が表示されていてもそれが何のCDなのかを思い出すのは難しそうです。後から音源の情報を追加する手段は無いものでしょうか。マニュアルを調べてみるとGracenoteのデータベースにマッチした曲は自動で曲名等が表示されるようですが、新しい音源だとデータベースに載っていないのかもしれません。Gracenoteデータベースを更新すればよいのかもしれませんが、わざわざそこまでするほどのことなのかという気もします。

メモリオーディオの方を再生してみると、慣れ親しんだ圧縮音源の音がします。わざわざ車のCDプレイヤーにCDを入れてリッピングするくらいなら、自宅でリッピングをしてPCやUSBメモリ上で音源を管理する方が簡単に思えます。たしかにいまどきのデスクトップPCには光学ドライブがついていないものが増えてきましたが、いまどき外付けのDVDドライブなんて安いのですから必要ならば買えばすむことです。それをけちってわざわざ車のCDプレイヤーでリッピングを行うほどのものでしょうか。