2020年6月4日木曜日

Mazda 3のステアリングホイールの直径

BP Mazda 3とDJデミオとを乗り比べてみると、DJデミオの方がステアリングホイールの直径が小さい一方で、微速域でステアリングが軽くて車庫入れの際にステアリングを切りやすくて車庫入れが楽な印象を受けます。一方、Mazda 3のステアリングホイールは微速域でも重く、かつ大きく回す必要があるため、車庫入れでステアリングを回すのが追い付かないことがあります。しかもホイールベースが大きいため、ステアリングを回すのが追い付かないと意図した通りに曲がり切れません。

実際のステアリングホイールの大きさはどれくらいかと思って調べてみました。DJデミオ、Mazda 3ともに直径37cmでした。見た目ではデミオのステアリングホイールの方が小さく見えるのですが、中央のエアバッグが大きいのと、ステアリングホイールが太目であることからそのように見えるだけのようです。Mazda 3のステアリングを大きく回す必要があるのは、単にステアリングのギアがスローなだけでしょう。

Mazda 3のステアリングの方が重く感じられるのはタイヤの太さから容易に想像できるもので、デミオの185mmに比べてMazda 3の18インチタイヤの幅は215mmです。Mazda 3でも16インチタイヤでしたら幅が205mmですので、こちらの方が微速域ではステアリングを切りやすいのではないでしょうか。さらに、デミオディーゼルの前輪の空気圧は260kPaと高めですので、タイヤ接地面が小さいというのもあるかもしれません。

パワステは重めで電動パワステの介入量が少なめなのが好きですが、車庫入れ等の微速域ではMazda 3のパワステはもう少し軽くしてもよいのではないでしょうか。