2015年5月3日日曜日

デミオディーゼルのオートエアコンとアイドリングストップ

ここのところ急に暑くなってエアコンをつけるようになりました。暖房はエンジンの排熱でできますので燃費には影響しないのですが、冷房をつけると少し燃費が悪化します。今まで走ってきた限りでは1~2km/Lくらい平均燃費が下がっています。

エアコンをつけるとアイドリングストップが効かなくなって、その分燃費も悪化したのですが、信号待ちのたびにセルモーターを回すことがなくなり、かつエンジンが回りっぱなしですので、最初にエンジンをかけるとき以外はカラカラ音がせず、回転も滑らかになりました。その結果、アイドリング時でもエンジン音があまり気にならなくなり、これはこれで良いかなと思いました。また、アイドリングストップ解除後の青信号発進のときにi-DMで白ランプがつかないよう、青信号になる直前でブレーキを緩めたり、最初はゆっくり発進させる必要があったのですが、アイドリングストップが効かなくなることで、すぐに発進できるようになり、発進時に余計な気を遣うことがなくなりました。

しかし、ふと送風設定のツマミを見ると、雨の日にデフロスタに設定してからそのままになっていました。ためしにAUTOにしてみたところ、たちどころに送風が静かになり、かつアイドリングストップが効くようになりました。ただし、アイドリングストップ時には送風だけになりますが、どのみち信号待ちの時間はそんなに長くないため、さほど気になりません。AUTOにしておいた方が燃費に良さそうです。調べてみたところ、このi-Stopの仕様は先代からのもののようです。

エアコンをつけるときの燃費への影響がどの程度か気になるところですが、それまで19.5km/Lだったのが20.5km/Lに向上しました。デフロスタ設定でアイドリングストップが効かなかったときで1~2km/Lの低下ですので、AUTO設定だとほとんど燃費への影響が無いことになります。本来そんなことは無いはずなのですが、冬場に比べてエンジンが温まりやすいので、燃焼効率が良くなって回転が滑らかになるためかもしれません。なお、流れの良い幹線道路を巡航していたら、25km/L、山道でも22km/Lでした。

ディーゼルエンジンはアイドリング時にガソリンエンジン車よりも燃費の悪化の度合いが大きい一方で、始動直後には回転が滑らかでなく、アイドリングストップを有効にするにせよしないにせよ、いろいろと気を遣います。