2015年5月13日水曜日

長距離巡航で真価を発揮するデミオディーゼル

同じことの繰り返しでしかないのですが、デミオディーゼルは街乗りではいろいろ我慢を強いられる反面、長距離巡航ではうって変わって快適になります。

  • ディーゼルエンジンは始動してしばらくは滑らかさが無く、特に低速域ではカラカラ音が気になりますが、高速道路で1時間くらい走ってエンジンを回し続けていると、アイドリング時ですらガソリンエンジン並に静かで滑らかになります。走行速度にもよりますが、燃費もだんだん良くなっていきます。
  • デミオディーゼルはハイギアードなため、出足は全然鋭くなくて、青信号発進では軽自動車に負けるのですが、普通のガソリンエンジン車が息切れする速度域では余裕のある加速ができます。
  • 16インチホイールはBセグメント車にしては大きめで、低速域での乗り心地はあまり良くない反面、速度が上がると乗り心地が良くなります。
  • フロントヘビーですのでタイトコーナーには弱いですが、その分、直進安定性は良好ですので高速域では走りやすいです。
  • 街乗りでは燃費があまり良くありませんし、走行距離が短ければ燃料コストにも差が出ませんが、長距離を走ると燃料コストに大きな差が出ます。

5km走るよりも500km走る方が楽という珍しい車です。同じエンジンを積んでいるCX-3はどうなのでしょうね。