DPFに煤が貯まったら自動的にDPF再生モードに入ってDPFに貯まった煤を焼きますが、同様にエンジンの吸気系に煤が貯まったら自動で煤飛ばしモードに入ることはできないものでしょうか。
DPF再生モードはエンジン制御ソフトウェアだけで可能ですが、煤飛ばしモードを実装するためにはATの制御ソフトウェアをいじって低いギアで高いエンジン回転数を維持することになるのではないかと想像します。エンジンとATとの協調制御はとっくに実現していますので、あとはソフトウェアの作り込み次第でしょう。原理は簡単ですが、そのままだと運転感覚が著しく変わりますので、燃料噴射を工夫することで極力運転感覚に違和感を与えないようにするのが鍵ではないかと想像します。
本質的な対策はEGRも含めて吸気系の設計を改善することではないかと思うものの、既に1.5Lディーゼルエンジンが市場に出回っている以上、既存のエンジンがなるべく不具合を起こさないようにする手立ては必要ではないでしょうか。