2018年4月30日月曜日

予見性リコールの後でまとまった距離を走ってみました

インジェクターとバルブスプリングが交換され、ついでにオイルも交換されてエンジンの調子が良くなったことを期待して、まとまった距離を走ってみました。代車やレンタカーでガソリンエンジン車に乗った後に再びディーゼルエンジン車に乗ると高速道路や長距離巡航で楽なことを実感します。

エンジンの調子は概ね良好なのですが、気になったのは時速60km程度の中速域での巡航時、少しアクセルを踏み込んだときに「ココココココ」というノッキング音が聞こえてくることです。リコール前には急な上り坂や高速道路の追越加速時といった低回転高負荷時にノッキング音が聞こえてきましたが、これは本来燃焼されるべき燃料が失火して煤になったせいではないかと推測します。しかし中速域での巡航時といえば最も負荷が低い状態のはずです。巡航時であればエンジンも十分に温まっています。過給圧が不足しているのでしょうか。ターボの不具合でなければよいのですが。

ディーゼルエンジンは低速域での加減速が苦手ですので、それで煤が出るのは有り得るとしても、長距離巡航はディーゼルエンジンが最も得意としているはずで、それで燃焼に不具合が出るのは困ります。

もう一つ気になったのは燃費です。以前なら22km/Lくらい簡単に出るはずの状況で20km/Lくらいしか出ません。煤ができにくくなったのなら燃料を無駄にしない分だけ燃費が良くなっているはずなのですが(実際、2月のリコール入庫の直後には短期間だけ燃費が改善しました)、対策品のインジェクターのパフォーマンスの問題でしょうか。