2020年3月15日日曜日

フロントレーダーへの着雪

雪が降っているときに車を運転すると、「フロントレーダーが汚れています」というメッセージが出て、レーダーが使えなくなります。運転中にはどうにもなりませんが、車を停めたときに前を見ると、丁度レーダーのある場所が雪で覆われています。不思議なことに、いかにも着雪しやすそうな周囲の網目やフロントライトにはさほど着雪していないのに、レーダーだけ着雪しています。レーダーにはプラスチックの平滑なカバーがついていますので、そんなに着雪しやすい形状には見えないのですが、どうしてこんなに着雪するのでしょう。

粉雪よりもみぞれのようなベタ雪の方が着雪しやすいことから、雪の水分で雪が付着したところに前から風が吹きつけて凍結し、さらに雪が付着して氷が成長しているように見えます。風が吹きつけて凍結するくらいなら、その風で水分をいち早く飛ばしてしまえば良さそうに見えますが、周囲に整風板をつけるなりしてどうにかできないものでしょうか。風の力だけで着雪を防げない場合には、フロントライトウォッシャーのように不凍液を吹きかけるのが有効でしょうが、これも位置を工夫しないと前方からの風で飛び散ってしまいます。