2020年3月8日日曜日

Mazda 3のメーターパネルへの映り込み

Mazda 3のメーターパネルの前には透明のプラスチック板がついていますが、よく見るとメーターパネル奥に向かって凹んでいます。プラスチック板に反射した外の光が想定した着座位置に入ってこないよう、緻密に角度が計算されています。メーターの視認性を確保するための工夫です。

しかし想定された着座位置よりも高い位置に着座すると外の光がプラスチック板に反射してメーターパネルの下半分が見えなくなります。フロントガラスはメーターパネルよりも後方までありますので、昼間に上から入ってきた光がメーターパネルに反射します。プラスチック板はメーターパネル下方で上向きに傾斜していますので、想定された着座位置よりも上方に光が逃げるようにできているのですが、着座位置が高いとちょうど反射光が入ってきます。

当座の対策は、背もたれを倒して顔の位置を後方および下方にずらすことで反射光をかわすことです。日除けを下ろしても効果がありません。これはAピラーが寝ていて運転席の真上近くまでフロントガラスがあるため、上から光が入ってくるためです。