2015年1月13日火曜日

デミオディーゼルの燃費運転のコツ

しばらく運転しているうちにディーゼルエンジンの特性を徐々につかめてきました。

エンジンはアイドリング時で800回転なのを除けば、ほぼ常時1500回転から2000回転の間です。すなわち、エンジンを回している限り日本の公道でいかなる速度で走行しようとも燃料消費量はほぼ一定ということになります(時速100kmで6速のときに1800回転)。日本における燃費の指標は走行距離を燃料消費量で割ったものですので、分母が一定ならば分子が大きい方が燃費が良くなります。走行距離を伸ばすためにはなるべく高い速度域を維持すること、およびアイドリングを無くすことが必要です。

低排気量ガソリンエンジンの場合はアイドリング時で800回転程度、巡航時に2000回転程度、上り勾配等で負荷がかかるときや加速のためにキックダウンするときには3000回転程度になります。全般的に回転数が高いため、アイドリング時の燃料消費量は走行時に比べて少ないです。一方、ディーゼルエンジンの場合はアイドリング時であっても上り勾配や高速巡航時の半分くらいの燃料を消費します。幸いアイドリングストップがついていますので、積極的に活用することでアイドリング時の騒音と振動を低減できるのみならず、燃費も向上できます。

常時燃料消費量が同じなら、目的地までの燃料消費量はエンジン駆動時間に比例し、目的地までの燃料消費量を最小化するためには、エンジン駆動時間を最小化すればよいということになります。ルート選定においては極力渋滞や信号待ちが少くて目的地への到達時間の短いルートの方が、多少距離が長くなっても効率的です。