2015年1月18日日曜日

デミオディーゼルで一般道をダラダラ走ってみました

前方に法定速度遵守の車がいたり、道路が混雑していたこともあって、それならば燃費運転にチャレンジしてみようと思い立って、比較的低速で長時間巡航しました。速度域は時速30kmから時速60kmくらいの間です。

エンジン回転数は1200回転くらいで、太いトルクのおかげでエンジン回転数が上昇することもほとんどなく、ターボの効かない回転数ですので力強さや走っている実感は全くなく、アイドリングとほぼ同程度なのになぜかそれなりの速度で走っていました。

速度が高くても低くても、平均燃費計は21.2km/Lから21.8km/Lの間を行ったり来たりしていました。エンジン負荷が同じなら速度が低い方が走行距離を稼げない分燃費では不利なはずなのですが、低い速度域で巡航していても平均燃費が落ちませんので、おそらくエンジン回転数を落として過給せずに燃料噴射量を減らしているのではないかと推測します。

ガソリン価格と軽油価格との差をもとにガソリン代基準で燃費を換算すると25km/Lくらいで、デミオのガソリン車の実燃費が20km/Lくらいであることを考慮すると、やはり巡航時にはディーゼルの方が燃費では有利なようです。

ちなみにi-DMで時折青ランプが点灯するような機敏な運転での平均燃費は19km/L程度です。高速道路で流れに乗って走っても平均燃費は19km/L程度です。100km走行したときの軽油代の差はだいたい数十円です。軽油代の安さもあって、我慢しなくてもさほど燃料コストは増えないようです。しっかり加速して走ると加速の際に多く燃料を消費しますが、走行時間が短く、信号待ちの時間が長い分アイドリングストップの時間も長いため、燃料消費量の増加は抑えられているようです。高速道路でも、エンジン負荷の高い速度域で走ればその分走行時間が短くなりますし、距離も伸びますので、ものすごく燃費が良いわけではないものの、悪くもありません。

我慢して燃費運転すると平均燃費が30km/Lくらいに達するのであれば燃費にチャレンジする甲斐もありますが、我慢しなくてもガソリン車よりも燃費が良いのでしたら、燃費の良さを機敏な走りに振り向けるというのもありかもしれません。