2020年2月12日水曜日

シートヒーターとステアリングヒーターのオートエアコン連動機能

Mazda 3は寒冷地仕様でなくてもシートヒーターとステアリングヒーターが標準装備されており(ドアミラーヒーターはAWD車のみに装備)、冬季の始動時のエアコンが効きにくい時間の補助になっています。マツダコネクト上の快適装備の設定で、これらの設備をオートエアコンと連動させるよう設定することもできます。せっかくですので連動させてみました。

そんなに寒い地域でなければシートヒーターはほんのり温かい程度で快適です。ステアリングヒーターはかなり温かく、手がかじかんでいるときには誤操作防止にもなります。冬季の始動直後には吹き出し口から冷風が吹き出しますので、それを補う意味もあるかもしれません。オートエアコンでも冬季の始動直後に冷風が吹き出すのには困ったものですが、いわば蛇口をひねってからお湯が出るまで冷たい水が出るのと同様に、空気を循環させないと温風出てこないのかもしれません。

オートエアコンと連動させている場合、エンジンが温まって温風が出るようになるとシートヒーターとステアリングヒーターが自動で止まります。たしかにシートヒーターとステアリングヒーターはバッテリーの電力を消費しますし、エンジンで発電した貴重な電力を熱に変換してしまうのは勿体無いような気がしますが、エンジン始動直後だけの使用でしたら問題ないでしょう。オートエアコンと連動させない場合には手動で気る必要がありますので、それは面倒だと思います。寒冷地仕様以外で本当に必要なのか疑問ではあるものの、ステアリングホイールに電熱線を通すだけですので、あって害になるものでもなさそうです。