2020年2月17日月曜日

一般道でも長距離を走ってみました

一般道450km高速道路120kmを走りました。一般道はほとんどすべて国道で、酷道は無く比較的よく整備された道路ばかりでした。高速道路は対面通行でした。

比較的信号の少ない一般国道を走る限り、全く苦になりません。青信号発進時のみエンジン回転数が2000回転くらいまで上がりますが、巡航時は1200回転くらいでだらだら走れます。アイドリング時は500回転です。全般的にエンジン回転数が低めで静かで振動が少ないため快適に移動できます。トイレ休憩が必要なため3時間おきに休憩を取りましたが、時間の長さを感じませんでした。一般道で450kmも走ったら通常なら結構疲れるものですが、Mazda 3のシャシー設計のたまものか骨盤を立てるシートのたまものかわかりませんが、全く疲れません。デミオディーゼルで信号の少ない国道を走り続けるのも楽ですが、デミオディーゼルは一般道の速度域では退屈です(クルコンをつけて100km/hで巡航してもバスのような乗り心地で退屈なのですが)。

発進時に加速度一定で青点灯、減速時に減速度一定で青点灯させやすいだけでなく、交差点を曲がるときも青点灯させやすいので、道が空いていれば信号待ちもさほど苦になりません。

対面通行の高速道路ではクルーズコントロールを使いました。ほとんど追い越しが無くひたすら前の車についていくだけのときには便利です。こういう場面で楽をして体力を温存しておくと他の場面で楽しく走れます。

平均燃費は16km/L弱でした。満タン給油時の走行可能距離は700km強でした。高速道路を中心に走るときよりも一般道中心に走る方が燃費が良いです。燃費が良ければ満タン給油での航続距離も長く、燃料をあまり気にせずに走れます。

どうやらこの車は高速道路を走るよりも一般道を走る方が向いていそうです。しかし一般道メインで走るのだったら別に1.5Lでもよいのではという気がしないでもありません。違うのはエンジン回転数とパワーと一部長距離向け装備の有無くらいです。1.5L車につけられない装備の使い勝手は以下の通りです。

  • クルージング&トラフィック・サポート:ステアリングへの介入がまだ不自然ですので1.5L車に標準で装備されているMRCCで十分。また、高速域で動作するレーンキープアシストは1.5L車にも標準で装備されています。
  • 交通標識認識システム:若干の誤認識を考慮してもこれはすごく便利。特に土地勘のない地域を走る場合に制限速度を把握するのは重要。地元でしか走らないなら無くても大丈夫そうですが。
  • アダプティブLEDヘッドライト:夜間に高速道路を走るときに前が見えやすくなって便利ですが、一般道ではさほど効果を感じられません。
  • 前方車両接近検知:必要な場面では便利なのかもしれませんが、今のところは必要を感じる場面を経験していないためまだわかりません。どのみち見通しの悪い交差点では一時停止してから徐行ですし。
  • 車載通信機:今はカーナビの目的地を送信するくらいにしか使っていませんが、そういえば地図データが1回自動で更新されました。
  • ステアリングシフトスイッチ:重宝していますが、1.5L車にもショップオプションでつけられます。
あればそれなりに便利なものの、無ければ困るかといえばそうでもありません。古い車にはついていませんし。一方、1.5Lと2Lとの値段の差は上記装備の差でほぼ説明できてしまってエンジン排気量の違いで値段に差がついているわけでもなく、あとは低回転でのんびり走るか、あるいは加速のたびに1.5Lエンジンをぎゅいーんと回すかの違いくらいしかありません。